「嘯風弄月」は日本の古典文学の太平記に出て来る四字熟語です。 「嘯風弄月」の漢字をそれぞれご説明していきますね。 まず、「嘯」という漢字は「うそぶく」ということで「おおげさなことをいう」また「とぼける」などの意味があるのですが、ここでの「嘯」は口をすぼめて「口笛をふく」という意味で使われています。 今時はあまり見かけなくなりましたが、何かをごまかす時に口笛を吹いてごまかす人を表わします。 次に「風」は「かぜ」ですね。 空気の流れを意味します。 「弄」というのは「もてあそぶ」「いじる」という意味です。 「翻弄する」などという言葉で使用されます。 最後は「月」です。 夜空に浮かぶ「つき」の意味です。 一つひとつの漢字を見ていくと、あまり繋がりが無いように見えますよね。 「夜空の月をもて遊び、風に吹かれて口笛を吹く」ということですから。 しかし、「嘯風」となると「口をすぼめ、風に合わせて口笛を吹く」という意味になります。 「弄月」は「月を観賞する」ということです。 「嘯風弄月」は「風に吹かれながら口笛を吹いたりして、月を眺めている」ということになります。 「嘯風弄月」の英語表現と類義語 「嘯風弄月」の英語の表現 次に「嘯風弄月」は英語でどのように表現されているのかご紹介します。 「嘯風弄月」という英単語はありません。 あえて英語で表すならば「風流に親しむ」という意味で「I get close elegantly」また、「風情を楽しむ」という意味で「enjoy taste」という英語があります。 【例文】• He enjoys taste of Japan(彼は日本の風情を楽しんでいる)• I was able to afford to get close elegantly(風流に親しむ余裕ができた) 「風流」や「風情」は日本独特の表現ですね。 「嘯風弄月」の類義語 「嘯風弄月」と似た意味や構成を持つ言葉をご紹介します。 風流韻事(ふうりゅういんじ) 「風流韻事」とは「自然にしたしみながら歌を作ってあそぶ」「風流な遊びをする」ということです。 「嘯風弄月」は月を眺めながら自然に親しむのですが、「風流韻事」は夜だけではないようです。 「嘯風弄月」の使い方 最後に「嘯風弄月」の使い方を例文でご紹介します。 【例文】• 「父は定年退職してから、嘯風弄月の生活を送って楽しんでいる」• 「休日は、いつも嘯風弄月を楽しもうと郊外の別荘に行っています」• 「嘯風弄月の生活を夢見てはいるけれど、現実はうまく行かずいつも忙しくしている」• 「何もない山頂で月を眺めて、嘯風弄月とはこういうことかと思った」• 「嘯風弄月と呑気なことを言っていないで、目の前の仕事を早く終わらせてちょうだい」 「嘯風弄月」は、忙しい人にとってあこがれの行動かもしれませんね。 「嘯風弄月の(生活)」「嘯風弄月に(あこがれる)」などと使用されることが多いです。
次のドキドキとワクワクとハラハラの違い ドキドキとワクワクとハラハラの違いを分かりやすく言うと、 ドキドキとは心臓が激しく鼓動することで、ワクワクは期待や希望で落ち着かないことで、ハラハラとは不安や恐怖で落ち着かないことを意味しているという違いです。 三つの言葉はどれも擬音語で、ドキドキは色々な意味で使われますが、ワクワクとハラハラは比較的使い方が限定される言葉です。 一つ目の「ドキドキ」は「心臓の激しい鼓動」を意味する言葉です。 ドキドキという言葉は身体の生理的な現象を指します。 緊張や興奮、不安などを表現するためにドキドキという言葉が使われますが、厳密に言えば感情を表現しているのではありません。 ドキドキという言葉は、激しい感情と結びついた身体感覚を表現している言葉です。 もちろん感情と感覚の間に厳密な境界線はありませんが、ドキドキは身体的なレベルの言葉だということは覚えておくべきです。 ドキドキは身体レベルの言葉なので、感情とは関係のない使い方をされることがあります。 運動後に心臓が激しく鼓動することもドキドキですし、動悸の激しさを擬音で表す時にドキドキやドクンドクンなどが使われることがあります。 二つ目の「ワクワク」は「期待や希望などで落ち着かないこと」を意味する言葉です。 この言葉は身体感覚ではなく、感情や様子を表現しています。 ワクワクはある種の心地よさ、浮遊感として経験される、ポジティブな感情や様子のことです。 三つ目の「ハラハラ」は「不安や恐怖、緊張などで落ち着かないこと」を意味する言葉です。 ワクワクと同様に感情や様子を表現していますが、意味は大きく異なり、ネガティブです。 また同じ「はらはら」と読む言葉が二つあります。 まず、花弁などがゆっくりと静かに落ちることを意味する「はらはら」です。 この意味の時にはひらがなで表記される傾向があります。 例えば「頬を涙がはらはらと流れる」などのように使われます。 次に「ハラ・ハラ」と表記されるもので、これは「ハラスメントハラスメント」の略語です。 パワハラやセクハラなどが社会問題となって久しいですが、「ハラ・ハラ」とは他人の些細な言動をパワハラ認定し、委縮させる行為のことです。 ドキドキの意味 ドキドキとは、 心臓が激しく鼓動することを意味しています。 ドキドキは、例えば「好きな人にドキドキする」のように用いられるので、何らかの感情を表現することが出来ます。 ドキドキという言葉は色々な感情を表現することが出来ます。 「好きな人にドキドキする」以外に、不安や恐怖を表現する「見つからないかドキドキする」や緊張が混じった期待を表現する「審査結果の発表を前にしてドキドキする」というような使い方もあります。 なぜこのように多くの感情を表現することが出来るかというと、それは「ドキドキ」という言葉が元々は身体のレベルの言葉だからです。 ドキドキには感情とは関係のない使い方がいくつかあります。 例えば激しい運動の後に心臓が跳ねることをドキドキと表現することが出来ます。 また動悸の程度を医者に伝える時に、ドキドキやドクンドクンなどの言葉が使われることがあります。 ドキドキとは「胸がドキドキすること」です。 ドキドキは元々は心臓の動きを表すもので、感情を表現する用法は二次的なものです。 激しい心臓の動きが色々な感情と結びつくので、ドキドキも色々な感情を表現出来るのです。 ドキドキは感情というよりも、身体感覚を表現していると言うことが出来ます。 ドキドキの類語・類義語としては、心臓の鼓動が激しいことを意味する「バクバク」などがあります。 ドキドキよりもバクバクの方が激しい鼓動という意識の強い言葉です。 というのも、バクバクには「ばくばく食べる」や、最近はあまり使われませんが「服のサイズが大きすぎて合わない」という用法があり、「サイズが大きい、頻度が高い」という意味があり、鼓動を表現する時には「心臓が破けそうな」という意味合いがあるからです。 ワクワクの意味 ワクワクとは、 期待や希望で胸を膨らませて落ち着かないことを意味しています。 ワクワクという言葉の語源は「湧く」(読み方:わく)だと考えられています。 感情が内側から激しく現れる様子を表している言葉です。 ワクワクはポジティブな感情、言わば心が躍るような気持ちを表現します。 例えば「サーカスの演技にワクワクする」や「結果の発表をワクワクしながら待つ」などのように使われます。 ワクワクは楽しい心持ちのことですが、その反面「落ち着かない」という意味を持つ言葉です。 例えば「明日の遠足にワクワクして寝付けない」というような状況を想像してみて下さい。 ワクワクの類語・類義語としては嬉しくて落ち着くことが出来ないことを見する「ウキウキ(浮き浮き)」、気持ちがはやって落ち着かないことを意味する「そわそわ」、動作がはずむように速いことを意味する「いそいそ」などがあります。 ハラハラの意味 ハラハラとは、 不安や恐怖や緊張などで気が休まらないこと、落ち着かないことを意味しています。 ハラハラはネガティブな感情です。 胸が締め付けられるような心地であることもあります。 ハラハラはワクワクと「落ち着かなさ」という点では共通しています。 ただし、ワクワクは今にも身体が動き出しそうなイメージを連想させますが、「ハラハラ」は「うろたえる」というイメージで、むしろ身体が思うように動かないことと結びつきます。 「はらはら」と読む言葉は、他に二つあります。 一つは、花や葉などの小さなものがゆっくり静かに落ちることを意味する「はらはら」です。 この意味ではひらがなで表記される傾向があります。 例えば「桜がはらはらと散っていく」のように使われます。 「雨がぱらぱら降る」の「ぱらぱら」や「バラバラにまき散らかす」の「ばらばら」と語源的に近い意味だと考えられています。 次に「ハラ・ハラ」と表記される、「ハラスメントハラスメント」の略語です。 普通はハラスメントにならないような他人の些細な言動をハラスメントだとそしり、相手を委縮させることが「ハラ・ハラ」と考えられています。 若手社員が上司や先輩の言動に対して「それはハラスメントです」と指摘することが、「ハラ・ハラ」の典型例です。 「ハラ・ハラ」はジェネレーションギャップから生じているものだと考えられています。 ドキドキの例文.
次の華やぐ 類義語 華やぐの同義語 華やぐのページの著作権 類語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。 ビジネス | 業界用語 | コンピュータ | 電車 | 自動車・バイク | 船 | 工学 | 建築・不動産 | 学問 類義語: 華やぐとは 例えば「場に色気(色)を添える」などの用法は、男性しかいない席に女性が加わることで場が明るく華やぐことを意味している。 このような場合は前後の文脈から推測するしかないが、かなり曖昧で感覚的な用法であると思ってよい。 類義語 「華やぐ心」の類義語や言い換え 華やぐ心の言い換えや別の言い方。 ・意義素類語よいことが起きる予感を得て興奮している様子を表す表現ときめき ・ 喜び ・ 幸せ ・ 幸甚 ・ 華やぐ心 ・ 胸キュン ・ 心が弾む ・ 胸騒ぎがする ・ 心躍る ・ ワクワク ・ ドキドキ 類義語: 華やぐ心とは クレイフラワーという粘土でお花を作る教室を開きたいと思っています。 かわいらしく、わかりやすい響きのフランス語で名前をつけたいのですが、フランス語が全く分かりません。 花(フルール)という言葉がつかない方がいいです。 是非、お 華やぐの類語・関連語・連想語: 連想類語辞典 がやがや ・ わいわいがやがや ・ わいわい ・ 花を咲かせる ・ 花が咲く ・ 華やぐ ・ 花盛り ・ 時の花をかざす ・ 明朗 ・ 明るい ・ 明るむ ・ 花がある ・ 華やか ・ 華がある ・ 華々しい ・ 華々と ・ 花々と ・ 心弾み ・ えびす顔 ・ 気分が浮き立つ ・ うっとりする おろそかの類義語がわかる人は教えて下さい! おろそかの類義語は? ・消滅 類義語 ・有限 ・困難 対義語 わかる方は教えて下さい! 「はらはらする」という言葉を使った文をください。 「気持ちが華やぐ」の類義語や言い換え 気持ちが華やぐの言い換えや別の言い方。 ・意義素類語心が弾むこと気持ちが躍る ・ 心が躍る ・ 胸が躍る ・ うきうきする ・ 気持ちが華やぐ ・ ワクワクする. 類義語:気持ちが華やぐとは 類義語: 気持ちが華やぐとは 日本語には類義語と呼ばれるものがあります。 これは、他に同義語・類語とも呼ばれています。 これは、同じ言語内で、語の形は違っても意味は互いによく似ていて、場合によっては変わることが出来る2つ以上の語の事です。 「華やか」の類義語や言い換え 華やかの言い換えや別の言い方。 ・意義素類語栄光を持つ、栄光にふさわしい、または、栄光を与える赫々たる ・ 光栄 ・ 輝かしい ・ 赫赫たる ・ 麗らか ・ 勝絶 ・ 華々しい ・ 花々しい ・ 華麗 ・ 栄え有る ・ 名誉目もくらむ 類義語: 華やかとは 12月は、ビジネスでもプライベートでも忙しくなる時期ですが、1年を振り返って感謝を伝えるために手紙を書く機会も多くなることでしょう。 そのときの挨拶文などには、大雪・冬至・初冬・師走・歳末という言葉がよくつかわれます。 今回、この記事では、その5つの言葉の意味や使い方に 「華やか」の類語・意味や別の表現方法 言い換え・言い回し :類 … 華やかの類語(同義語・類義語)や似た意味合いを持つ言葉・別の表現方法を掲載。 そのほかに例文の英訳など。 最近では、メールや電話で用件を伝えてしまい、手紙を書く機会が減ってしまった方も多いのではないでしょうか?大切な人や仕事関係の人に、心のこもった手紙を書きたい。 しかし、いざ書こうとすると、どのように書いていいのか分からなくなってしまう時がありますよね。 華やか(はなやか)の類語・シソーラス 華やか(はなやか)の類語やシソーラス。 [英] gorgeous[使い方]〔華やか〕 形動 華やかなステージ 華やかな生涯〔きらびやか〕 形動 きらびやかな装い 舞台をきらびやかに飾り立てる〔絢爛〕 形動 たる・と 絢爛と咲きほこるボタンの花 絢爛 春をあらわす言葉・単語・異称の一覧(152件) 春愁(しゅんしゅう) 春の日にふと感じる、もの寂しい気持ち。 花冷え(はなびえ) 桜の花が咲くころ、陽気が安定しないで、一時的に寒くなること。 心が弾む、心が躍る、わくわくする、は同じ意味でしょうか。 和音の響きは私をワクワクさせ、いろいろな曲が私の心を弾ませました。 という文章はおかしいでしょうか。 作文なのですが・・・。 よくないところがあれば添削お願いします [PDF] げ,多義語である「つなぐ」の意味分析を行う。 4節では,別義を再掲し,別義間の関係を図に よって示す。 5節では類義語との比較を行う。 藤森(2008)で明らかになった「結ぶ」との相違 点を述べる。 6節では本稿のまとめを行う。 1.先行研究 類語・対義語辞典. 英和辞典・和英辞典. Weblio翻訳. スマート翻訳. Weblio英会話. 日中中日辞典. 日韓韓日辞典. フランス語辞典. インドネシア語辞典. タイ語辞典. ベトナム語辞典. 古語辞典. 手話辞典. IT用語辞典バイナリ. 海外通. シルキー. 海外旅行保険比較 投稿ナビゲーション.
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