探偵 チームカッズ 事件 ノート 夢 小説。 探偵チームKZ事件ノート

#上杉和典 #探偵チームKZ事件ノート 仲良しKZ~続きますように~

探偵 チームカッズ 事件 ノート 夢 小説

『…そう言う黒木の方が変態だろ。 普通にせ、せ、ーーー…とか言ってたし…』 『おやおや、照れまくりだね。 無理して言わなくても良いよ?チェリーボーイの上杉?』 『…んなっ…!お、俺だってそれくらい言えるし!』 『へーえ。 じゃあ言ってみなよ』 『え、えっと…だから!俺だってせ、せ、SEXくらい言えるわぁぁ!!!』 「…ブッ!!!!」 今日はKZの集合がある為、若武の家にアーヤと2人で来た。 そして、玄関に入りドアを開けようとした瞬間、聞こえて来たのが今さっきの会話だった。 (ちょっと上杉…?何言っちゃってんの?) あの上杉からあんな言葉が聞こえるなんて思いもしなかった。 しかも、黒木も前に言った事があるらしいし。 (てか、アーヤも一緒にいるんだけど…) どうしようか。 アーヤと気まずい雰囲気になってしまうではないか、あのアホ杉め。 しかし、アーヤから照れたような雰囲気は感じられない。 「翼?いきなり吹き出してどうしたの?」 「…え、アーヤ、さっきの言葉聞いてないの?」 「さっきの言葉?えっと、『せ』なんとかってやつ?」 あぁぁぁあ!やっぱり聞いてた! しかしアーヤは照れたりしていない。 もしかして。 「…アーヤ、さっきの言葉の意味解ってない?」 「意味?うーん…わかんないかな」 ですよねー。 良かった!気まずい雰囲気にならなくて、と一安心。 しかし、これはちょっと面白いかもしれない。 「上杉くん達、何を話してたんだろう。 意味が全くわからないよ」 「…アーヤ、知りたい?あの言葉の意味」 「教えてくれるの?知りたい!」 あぁもう。 簡単に引っかかっちゃって。 アーヤの将来が心配になってくる。 まぁ、アーヤを騙してる俺が言えた立場ではないのだけれど。 「じゃあ、他の奴らは放って置いて別の部屋に行こうか」 そうしてアーヤの手を取る。 「え、わざわざ別の部屋に行くの?」 「うん。 聞かれたらやばいしね」 わかった、とアーヤは返事をしてくれた。 気付かれる前に急がねばと、この場を離れようとした時だった。 ガチャッと音がして。 「…ねぇ、流石にそれは」 「…許せねぇ」 勢いよくドアが開いたと思えば、言い合っていた黒木と上杉がこちらを睨みながらそう言った その2人の後ろでは小塚と若武が顔を赤くしたままでオロオロしている。 「…アーヤにその言葉教えるなよ」 「保身の為?アーヤに意味が知られたら黒木達、嫌われちゃうかもしれないもんねー」 黒木が口止めしようとして来たが、俺は承諾しない。 「意味を知って、アーヤがあの言葉をもし他の所で聞いたら、照れちゃったら困るでしょ」 「意味知らないままの方が駄目だと思うよ?知らないから人前で普通に言っちゃうかも。 それに、黒木だって上杉の前で普通に言ってたんだろ。 人の事言えんの?」 「…おい美門、マジでやめろ」 今度は上杉が止めて来た。 多分、上杉もバレたらアーヤに軽蔑されると思ってるんだろう。 「そ、そうだよ!アーヤには教えない方が良いと思うよ…」 「お、俺もそう思う!」 小塚も若武も止めに来る。 ふと、アーヤを見ると何故か不満げに頬を膨らませていた。 「…私以外、皆意味知ってるの?」 「…えっ…」 「知ってるんだね。 翼、教えて。 皆だけ知ってるの、なんか嫌」 アーヤは時々頑固になる所がある。 それが今発揮されているようだ。 「ななななな!あ、アーヤ駄目だよ!」 「そ、そうだ!お前にはまだ早い!」 「ほんと、マジで知らなくて良い」 「アーヤが汚れちゃうよ」 皆が一斉に反対した。 「私が汚れるって…意味を知ってる皆も汚れてるってこと?」 確かにそういう事になる。 けど、俺は汚れてるつもり無いんだけど。 「え!いや、俺は違うぞ!」 話がまとまらない。 元をと言えば上杉達がいけないのに、何故こんな面倒くさい事になるのだ。 「…もういい。 翼、行こ」 アーヤは突然そう言って、俺の手を引き、空いている部屋に入って鍵を閉めた。 その間も若武や上杉の怒鳴り声を撒き散らし俺らを追いかけていたが、こちらの方が一足速かった。 こんな行動が出来ちゃうなんて、頑固なのか、天然なのか。 「これで邪魔入らないね。 翼、教えて?」 アーヤは俺の腕を両腕でグッと掴み、離すまいとしている。 俺の顔を覗き込むような姿勢になっているため、自然とアーヤは上目遣いだ。 うん、可愛い… 「…翼?どうしたの?」 俺がアーヤにしばらく見惚れていて言葉を返さなかった為か、不安げにそう聞いてくる。 「…なんでもないよ。 じゃあ、教えてあげようか」 そう言うとアーヤは嬉しそうに笑う。 今からイケないことを教えるのに、そんなに嬉しそうだと少し罪悪感が湧く。 「アーヤ、子供がどうやって出来るかわかる?」 まず始めにそこから聞いておこう。 「子供…?えっと、卵子と精子で、受精すれば出来るんでしょ?」 「じゃあ、どうやって受精するかわかる?」 ここからが本番だ。 少し自分の手が震える。 アーヤにこんな事を教える日が来るとは思わなかった。 「…それ、学校で習った時も疑問に思ったんだよね。 性行為だっけ?どうやるのかわかんない」 やはりアーヤはこの先がわからないらしい。 しかし、アーヤに続けて『性行為』と言うのも少し躊躇われる。 正直恥ずかしい。 「…えっとね…性行為っていうのは…」 …上手く説明出来ない。 なんて言えばわかるのだろうか。 しばらく考えた末に、俺は自分のスマホを出しネットでAVを検索した。 本当はこの歳で観てはいけないのだが、今時の男子中学生はそんなこと関係なく観ているので、自分も大丈夫だろうと思い目当ての動画を探す。 「…あ、これで良いかな」 そこまで上級者向けではない物を探し、スマホに挿してあるイヤホンの片方をアーヤに差し出す。 「今から、その性行為っていうのを流すから、イヤホン付けて」 「わかった」 イヤホンを付けたのを確認し、動画を再生する。 動画では繋がり始めている所だった。 女性のソコと、男性のソレを見たアーヤは更に顔を赤くしている。 「…いい?この男性のソレを女性のソコに挿れるの。 それで女性の子宮に精子を流すんだよ。 でもね、そんな簡単には精子が出ないんだ」 説明する自分も死ぬほど恥ずかしい。 「ほら、今男性が腰を振ってるでしょ?それを繰り返していると、男性も女性も気持ちよくなるの。 この行為が上杉達が言ってたSEXってやつ」 ようやくあの言葉を意味を知ったらしいアーヤは少し涙目で顔が赤い。 多分、俺も赤いと思う。 「…これの事言ってたんだ…ね」 アーヤが小さく零す。 「…うん。 上杉達の事、嫌いになった?」 「……多分、今時の男の子達はこういうことが気になる歳なんだよね」 「そうだね」 「だったら、嫌いにはならないよ。 変わらず、皆が好き」 さりげなく好きと言うアーヤはとても可愛いもので、俺も男なんだよ、と言って押し倒してしまいたかった。 正直、AVを観たせいで少し興奮気味の俺の身体はアーヤの一つ一つの行動に欲求を覚えてしまう。 「…翼もこういうこと興味あるの?」 アーヤがまたまた上目遣いで聞いてきた。 痛い所を突かれたが、今はそれどころじゃない。 うるうるとした瞳で、頰を赤く染めて、そんな可愛らしい声で上目遣いをされたら俺の理性がヤバイ。 「…う、うん。 まぁね…」 なんとか答えたが、その答えの所為でアーヤは完熟トマトみたいにカァッと頰を染める。 あ、しまった。 なんで正直に答えてんの俺は。 「…そっか…」 聞こえるか聞こえないかの声でアーヤはそう言った。 「…あ、あのね、翼。 私、さっきの動画観てる時からなんか、身体が変っていうか、えっと、なんか…」 頑張って伝えようとする姿がまた愛おしくて、それと同時にアーヤのその言葉を聞いて、俺だけじゃなくアーヤも少し興奮気味になっていたんだと安心する。 「大丈夫だよ。 あれを観た人は大体アーヤの身体と同じ様になるから」 「…じゃあ、翼もお腹の下らへんがジンジンするの?」 「…………」 まさか、そう言うとは思わなかった。 俺は自分でもわかるくらい興奮している。 アーヤのその言葉をきっかけに俺のソレは確実に大きくなっていた。 「……アーヤ、その言葉を他の皆に言ったらダメだよ」 「…なんで?」 「皆が興奮しちゃうから」 「…へっ?」 驚いたその顔がまた可愛いくて、俺はもう我慢出来なかった。 ガタッ!と音を立てて俺はアーヤを押し倒した。 「…え?え?」 「…お腹の下がジンジンするんでしょ?俺も下が熱いんだ。 一緒に治そ?」 「…たす…」 言い終わらない内にアーヤのお腹をそっと触る。 「…まっ!た、翼!待って!」 アーヤの言葉は無視。 そろり、とアーヤの胸を触る。 服越しで感触が良くわからないかと思ったが、そんな事はなく、かなり柔らかく心地良い感触だった。 「…やっ…」 ふにふにとアーヤの細やかな膨らみを触る。 「…んっ……ね、待って…」 相変わらず無視を決め込む。 「…あっ……ん……っ……た、翼…なんか変だよ…」 アーヤのその声が可愛いくて、更に俺の欲求を掻き立てる。 「…何が変なの?」 ようやく口を開いた。 「なんか……ひゃっ!」 アーヤが喋っている間も胸を弄る。 「た、翼!待って…!」 「…ほら、何が変なの?」 「だ、だから…!……んっ……」 「答えないと手、止まらないよ?」 「……翼が胸、触ってると……あっ……な、なんか……」 アーヤの反応が面白くてついつい苛めてしまう。 今も涙目で、必死に俺に伝えようとする姿が本当に可愛い。 「…なんか、何?」 「……はっ……はぁ……なんか、変な…んっ……感じが、する……」 「……別に、それで問題はないよ」 アーヤが少し感じているのか、と思うと嬉しくて楽しくて俺の気持ちが高鳴る。 「…ねぇアーヤ。 俺のこと好き?」 自分の腕を止めてアーヤに問う。 流石にこれ以上、好きでもない人にやられるのは嫌だろう。 何故か不意にそう思って確かめたくなった。 ここでアーヤが好きじゃないって答えたら俺はどうすればいいんだろう。 だってここまでやってるのに今更止めるとか至難の技だし。 それに死ぬほど悲しい。 「………いきなりこんな事してきて、怖い」 「…っ」 アーヤから出たのは好きなんかじゃなかった。 そりゃそうだ。 襲ってるんだもの。 「…ごめん。 俺のこと嫌いになったよね…」 そう言ってすっとアーヤから身体を離す。 その時、扉がガタガタ音を立てた。 若武と上杉、小塚、黒木が一斉に開けろと怒鳴る。 「…はぁ…ごめんねアーヤ。 これからなるべく近づかないから」 そう言って俺は扉を開けるために歩く。 だけど、グイッと腕が引かれた。 「えっ」 「好きだよ」 アーヤは俺に言うだけ言って、扉を開けた。 その瞬間若武達が飛び込んで来た。 アーヤ達は色々話しているが、自分は今それどころじゃない。 『好きだよ』 あの言葉。 自分の聞き間違いだろうか。 先程までは下半身が熱かったが、今は自分の心臓と頰が熱く、ドクドクしている。 「…美門?アーヤと何かあった?」 黒木がそっと尋ねてくるが、本当のことなんて言えるわけない。 アーヤにあんな事したんだ。 「……答えないつもり?アーヤは別に普通な感じがするけど、お前は全然違う。 明らかに戸惑ってる」 流石黒木だ。 この少しの時間でちゃんと見ている。 「……嫌われたかと思ったけど、そんな事なかったってだけ」 そう言ってニヤっと笑う。 黒木は俺の顔をじっと見つめ、正直に答えないとわかって諦めたらしく、そのままアーヤ達の元へ戻って行った。 (アーヤは本当に俺の事を嫌っていないのかな) 不安になる。 だけど、今更話す事なんて出来ない。 「翼!」 「えっ」 アーヤが不意に俺の名を呼んだ。 「ほら、KZの集合でしょ。 部屋に戻ろう?」 そう言って、いつも通りの、可愛らしい笑顔を見せてくれる。 「…あ、うん……アーヤ…さっきの事だけど…」 「…あんな事して来たのは本当にびっくりしたし、怖かった。 だけど…」 紡いでいた言葉を少し止めて、アーヤは俺の顔を改めて見つめる。 「…翼を嫌いになる事なんて絶対にないよ。 だって好きだもん。 私達は心友、なんでしょ?」 そう言ってまた愛らしい微笑みを俺に向けてくれる 「…うん。 俺も好きだよ、アーヤ」 アーヤは心友としての好きなんだと思う。 れが少し残念だけど。 今はそれでも良い。 好きでいてくれる、それだけで。

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アーヤがちっちゃくなっちゃった!?

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【内容情報】(出版社より) 「ヤバイ親友は知っている」怨霊レベルの気配を持った2人の女子。 その彼女たちとトラブルを起こした彩は、願いが叶うという腕輪を手に入れるものの、恐怖の体験を! その他「幽霊」「切られた絵巻物」の全3編を収録。 「幽霊」は、学校に伝わる本当にあったといわれている怪談。 「切られた絵巻物」は、黒い百合が招く悲劇。 すすり泣く美女とは!? <小学校上級から すべての漢字にふりがなつき> 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 学校で噂の親友2人が大ゲンカ!見かけた彩は、びっくりするものの、その片方の女子と友だちになり、「願いがかなう腕輪」をプレゼントされる。 数学の成績アップを願うが、果たして効果はあるのか!?表題作の「ヤバイ親友は知っている」他、5分で読める学校の怪談「幽霊」。 黒い百合の花と平安貴族の霊が招いた悲劇「切られた絵巻物」。 以上、全3作収録。 小学中級から。 【目次】(「BOOK」データベースより) 5分で読める学校の怪談 幽霊/KZファンタジー 切られた絵巻物/KZサスペンス ヤバイ親友は知っている 【著者情報】(「BOOK」データベースより) 藤本ひとみ(フジモトヒトミ) 長野県生まれ。 西洋史への深い造詣と綿密な取材に基づく歴史小説で脚光をあびる。 フランス政府観光局親善大使をつとめ、現在AF(フランス観光開発機構)名誉委員 住滝良(スミタキリョウ) 千葉県生まれ。 大学では心理学を専攻。 ゲームとまんがを愛する小説家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです).

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恋愛チームKZ恋事件ノート~#1 数学は知っている~ - フリー小説投稿館

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『…そう言う黒木の方が変態だろ。 普通にせ、せ、ーーー…とか言ってたし…』 『おやおや、照れまくりだね。 無理して言わなくても良いよ?チェリーボーイの上杉?』 『…んなっ…!お、俺だってそれくらい言えるし!』 『へーえ。 じゃあ言ってみなよ』 『え、えっと…だから!俺だってせ、せ、SEXくらい言えるわぁぁ!!!』 「…ブッ!!!!」 今日はKZの集合がある為、若武の家にアーヤと2人で来た。 そして、玄関に入りドアを開けようとした瞬間、聞こえて来たのが今さっきの会話だった。 (ちょっと上杉…?何言っちゃってんの?) あの上杉からあんな言葉が聞こえるなんて思いもしなかった。 しかも、黒木も前に言った事があるらしいし。 (てか、アーヤも一緒にいるんだけど…) どうしようか。 アーヤと気まずい雰囲気になってしまうではないか、あのアホ杉め。 しかし、アーヤから照れたような雰囲気は感じられない。 「翼?いきなり吹き出してどうしたの?」 「…え、アーヤ、さっきの言葉聞いてないの?」 「さっきの言葉?えっと、『せ』なんとかってやつ?」 あぁぁぁあ!やっぱり聞いてた! しかしアーヤは照れたりしていない。 もしかして。 「…アーヤ、さっきの言葉の意味解ってない?」 「意味?うーん…わかんないかな」 ですよねー。 良かった!気まずい雰囲気にならなくて、と一安心。 しかし、これはちょっと面白いかもしれない。 「上杉くん達、何を話してたんだろう。 意味が全くわからないよ」 「…アーヤ、知りたい?あの言葉の意味」 「教えてくれるの?知りたい!」 あぁもう。 簡単に引っかかっちゃって。 アーヤの将来が心配になってくる。 まぁ、アーヤを騙してる俺が言えた立場ではないのだけれど。 「じゃあ、他の奴らは放って置いて別の部屋に行こうか」 そうしてアーヤの手を取る。 「え、わざわざ別の部屋に行くの?」 「うん。 聞かれたらやばいしね」 わかった、とアーヤは返事をしてくれた。 気付かれる前に急がねばと、この場を離れようとした時だった。 ガチャッと音がして。 「…ねぇ、流石にそれは」 「…許せねぇ」 勢いよくドアが開いたと思えば、言い合っていた黒木と上杉がこちらを睨みながらそう言った その2人の後ろでは小塚と若武が顔を赤くしたままでオロオロしている。 「…アーヤにその言葉教えるなよ」 「保身の為?アーヤに意味が知られたら黒木達、嫌われちゃうかもしれないもんねー」 黒木が口止めしようとして来たが、俺は承諾しない。 「意味を知って、アーヤがあの言葉をもし他の所で聞いたら、照れちゃったら困るでしょ」 「意味知らないままの方が駄目だと思うよ?知らないから人前で普通に言っちゃうかも。 それに、黒木だって上杉の前で普通に言ってたんだろ。 人の事言えんの?」 「…おい美門、マジでやめろ」 今度は上杉が止めて来た。 多分、上杉もバレたらアーヤに軽蔑されると思ってるんだろう。 「そ、そうだよ!アーヤには教えない方が良いと思うよ…」 「お、俺もそう思う!」 小塚も若武も止めに来る。 ふと、アーヤを見ると何故か不満げに頬を膨らませていた。 「…私以外、皆意味知ってるの?」 「…えっ…」 「知ってるんだね。 翼、教えて。 皆だけ知ってるの、なんか嫌」 アーヤは時々頑固になる所がある。 それが今発揮されているようだ。 「ななななな!あ、アーヤ駄目だよ!」 「そ、そうだ!お前にはまだ早い!」 「ほんと、マジで知らなくて良い」 「アーヤが汚れちゃうよ」 皆が一斉に反対した。 「私が汚れるって…意味を知ってる皆も汚れてるってこと?」 確かにそういう事になる。 けど、俺は汚れてるつもり無いんだけど。 「え!いや、俺は違うぞ!」 話がまとまらない。 元をと言えば上杉達がいけないのに、何故こんな面倒くさい事になるのだ。 「…もういい。 翼、行こ」 アーヤは突然そう言って、俺の手を引き、空いている部屋に入って鍵を閉めた。 その間も若武や上杉の怒鳴り声を撒き散らし俺らを追いかけていたが、こちらの方が一足速かった。 こんな行動が出来ちゃうなんて、頑固なのか、天然なのか。 「これで邪魔入らないね。 翼、教えて?」 アーヤは俺の腕を両腕でグッと掴み、離すまいとしている。 俺の顔を覗き込むような姿勢になっているため、自然とアーヤは上目遣いだ。 うん、可愛い… 「…翼?どうしたの?」 俺がアーヤにしばらく見惚れていて言葉を返さなかった為か、不安げにそう聞いてくる。 「…なんでもないよ。 じゃあ、教えてあげようか」 そう言うとアーヤは嬉しそうに笑う。 今からイケないことを教えるのに、そんなに嬉しそうだと少し罪悪感が湧く。 「アーヤ、子供がどうやって出来るかわかる?」 まず始めにそこから聞いておこう。 「子供…?えっと、卵子と精子で、受精すれば出来るんでしょ?」 「じゃあ、どうやって受精するかわかる?」 ここからが本番だ。 少し自分の手が震える。 アーヤにこんな事を教える日が来るとは思わなかった。 「…それ、学校で習った時も疑問に思ったんだよね。 性行為だっけ?どうやるのかわかんない」 やはりアーヤはこの先がわからないらしい。 しかし、アーヤに続けて『性行為』と言うのも少し躊躇われる。 正直恥ずかしい。 「…えっとね…性行為っていうのは…」 …上手く説明出来ない。 なんて言えばわかるのだろうか。 しばらく考えた末に、俺は自分のスマホを出しネットでAVを検索した。 本当はこの歳で観てはいけないのだが、今時の男子中学生はそんなこと関係なく観ているので、自分も大丈夫だろうと思い目当ての動画を探す。 「…あ、これで良いかな」 そこまで上級者向けではない物を探し、スマホに挿してあるイヤホンの片方をアーヤに差し出す。 「今から、その性行為っていうのを流すから、イヤホン付けて」 「わかった」 イヤホンを付けたのを確認し、動画を再生する。 動画では繋がり始めている所だった。 女性のソコと、男性のソレを見たアーヤは更に顔を赤くしている。 「…いい?この男性のソレを女性のソコに挿れるの。 それで女性の子宮に精子を流すんだよ。 でもね、そんな簡単には精子が出ないんだ」 説明する自分も死ぬほど恥ずかしい。 「ほら、今男性が腰を振ってるでしょ?それを繰り返していると、男性も女性も気持ちよくなるの。 この行為が上杉達が言ってたSEXってやつ」 ようやくあの言葉を意味を知ったらしいアーヤは少し涙目で顔が赤い。 多分、俺も赤いと思う。 「…これの事言ってたんだ…ね」 アーヤが小さく零す。 「…うん。 上杉達の事、嫌いになった?」 「……多分、今時の男の子達はこういうことが気になる歳なんだよね」 「そうだね」 「だったら、嫌いにはならないよ。 変わらず、皆が好き」 さりげなく好きと言うアーヤはとても可愛いもので、俺も男なんだよ、と言って押し倒してしまいたかった。 正直、AVを観たせいで少し興奮気味の俺の身体はアーヤの一つ一つの行動に欲求を覚えてしまう。 「…翼もこういうこと興味あるの?」 アーヤがまたまた上目遣いで聞いてきた。 痛い所を突かれたが、今はそれどころじゃない。 うるうるとした瞳で、頰を赤く染めて、そんな可愛らしい声で上目遣いをされたら俺の理性がヤバイ。 「…う、うん。 まぁね…」 なんとか答えたが、その答えの所為でアーヤは完熟トマトみたいにカァッと頰を染める。 あ、しまった。 なんで正直に答えてんの俺は。 「…そっか…」 聞こえるか聞こえないかの声でアーヤはそう言った。 「…あ、あのね、翼。 私、さっきの動画観てる時からなんか、身体が変っていうか、えっと、なんか…」 頑張って伝えようとする姿がまた愛おしくて、それと同時にアーヤのその言葉を聞いて、俺だけじゃなくアーヤも少し興奮気味になっていたんだと安心する。 「大丈夫だよ。 あれを観た人は大体アーヤの身体と同じ様になるから」 「…じゃあ、翼もお腹の下らへんがジンジンするの?」 「…………」 まさか、そう言うとは思わなかった。 俺は自分でもわかるくらい興奮している。 アーヤのその言葉をきっかけに俺のソレは確実に大きくなっていた。 「……アーヤ、その言葉を他の皆に言ったらダメだよ」 「…なんで?」 「皆が興奮しちゃうから」 「…へっ?」 驚いたその顔がまた可愛いくて、俺はもう我慢出来なかった。 ガタッ!と音を立てて俺はアーヤを押し倒した。 「…え?え?」 「…お腹の下がジンジンするんでしょ?俺も下が熱いんだ。 一緒に治そ?」 「…たす…」 言い終わらない内にアーヤのお腹をそっと触る。 「…まっ!た、翼!待って!」 アーヤの言葉は無視。 そろり、とアーヤの胸を触る。 服越しで感触が良くわからないかと思ったが、そんな事はなく、かなり柔らかく心地良い感触だった。 「…やっ…」 ふにふにとアーヤの細やかな膨らみを触る。 「…んっ……ね、待って…」 相変わらず無視を決め込む。 「…あっ……ん……っ……た、翼…なんか変だよ…」 アーヤのその声が可愛いくて、更に俺の欲求を掻き立てる。 「…何が変なの?」 ようやく口を開いた。 「なんか……ひゃっ!」 アーヤが喋っている間も胸を弄る。 「た、翼!待って…!」 「…ほら、何が変なの?」 「だ、だから…!……んっ……」 「答えないと手、止まらないよ?」 「……翼が胸、触ってると……あっ……な、なんか……」 アーヤの反応が面白くてついつい苛めてしまう。 今も涙目で、必死に俺に伝えようとする姿が本当に可愛い。 「…なんか、何?」 「……はっ……はぁ……なんか、変な…んっ……感じが、する……」 「……別に、それで問題はないよ」 アーヤが少し感じているのか、と思うと嬉しくて楽しくて俺の気持ちが高鳴る。 「…ねぇアーヤ。 俺のこと好き?」 自分の腕を止めてアーヤに問う。 流石にこれ以上、好きでもない人にやられるのは嫌だろう。 何故か不意にそう思って確かめたくなった。 ここでアーヤが好きじゃないって答えたら俺はどうすればいいんだろう。 だってここまでやってるのに今更止めるとか至難の技だし。 それに死ぬほど悲しい。 「………いきなりこんな事してきて、怖い」 「…っ」 アーヤから出たのは好きなんかじゃなかった。 そりゃそうだ。 襲ってるんだもの。 「…ごめん。 俺のこと嫌いになったよね…」 そう言ってすっとアーヤから身体を離す。 その時、扉がガタガタ音を立てた。 若武と上杉、小塚、黒木が一斉に開けろと怒鳴る。 「…はぁ…ごめんねアーヤ。 これからなるべく近づかないから」 そう言って俺は扉を開けるために歩く。 だけど、グイッと腕が引かれた。 「えっ」 「好きだよ」 アーヤは俺に言うだけ言って、扉を開けた。 その瞬間若武達が飛び込んで来た。 アーヤ達は色々話しているが、自分は今それどころじゃない。 『好きだよ』 あの言葉。 自分の聞き間違いだろうか。 先程までは下半身が熱かったが、今は自分の心臓と頰が熱く、ドクドクしている。 「…美門?アーヤと何かあった?」 黒木がそっと尋ねてくるが、本当のことなんて言えるわけない。 アーヤにあんな事したんだ。 「……答えないつもり?アーヤは別に普通な感じがするけど、お前は全然違う。 明らかに戸惑ってる」 流石黒木だ。 この少しの時間でちゃんと見ている。 「……嫌われたかと思ったけど、そんな事なかったってだけ」 そう言ってニヤっと笑う。 黒木は俺の顔をじっと見つめ、正直に答えないとわかって諦めたらしく、そのままアーヤ達の元へ戻って行った。 (アーヤは本当に俺の事を嫌っていないのかな) 不安になる。 だけど、今更話す事なんて出来ない。 「翼!」 「えっ」 アーヤが不意に俺の名を呼んだ。 「ほら、KZの集合でしょ。 部屋に戻ろう?」 そう言って、いつも通りの、可愛らしい笑顔を見せてくれる。 「…あ、うん……アーヤ…さっきの事だけど…」 「…あんな事して来たのは本当にびっくりしたし、怖かった。 だけど…」 紡いでいた言葉を少し止めて、アーヤは俺の顔を改めて見つめる。 「…翼を嫌いになる事なんて絶対にないよ。 だって好きだもん。 私達は心友、なんでしょ?」 そう言ってまた愛らしい微笑みを俺に向けてくれる 「…うん。 俺も好きだよ、アーヤ」 アーヤは心友としての好きなんだと思う。 れが少し残念だけど。 今はそれでも良い。 好きでいてくれる、それだけで。

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