アダラート。 降圧剤で血圧が下がり過ぎる?その症状とは?

アダラート(ニフェジピン)の作用機序:高血圧治療薬

アダラート

アダラートの特徴 アダラートはニフェジピンを成分として含み、カルシウムチャネル拮抗薬に分類される高血圧、狭心症に対して効果がある薬です 1 2。 アダラートの特徴として剤型によって効果時間が異なり、疾患の状態に応じて最適な規格・剤型を選択することができます。 アダラートの中で最も効果時間が長いアダラートCRは安定したニフェジピンの溶出を示す有核二層錠であり、なだらかな血中濃度を維持して、1日1回の使用でも十分な効果を発揮します 3。 アダラートLは1日2回経口投与にて 24 時間有効血中濃度が持続します 4。 アダラートには通常のアダラートカプセル、作用時間が少し長くなったアダラートL、最も作用時間が長いアダラートCRの種類があり、アダラートカプセルにはアダラートカプセル5mg、アダラートカプセル10mg、アダラートLにはアダアラートL錠10mg、アダラートL錠20mg、アダラートCRにはアダラートCR錠10mg、アダラートCR錠20mg、アダラートCR錠40mgの種類があります。 今回は主にアダラートCRとアダラートLについて確認していきます。 1 アダラートCR錠10mg/ アダラートCR錠20mg/ アダラートCR錠40mg 添付文書 2 アダラートL錠10mg/ アダラートL錠20mg 添付文書 3 アダラートCR錠10mg/ アダラートCR錠20mg/ アダラートCR錠40mg インタビューフォーム 4 アダラートL錠10mg/ アダラートL錠20mg インタビューフォーム アダラートCRとアダラートLの違いは アダラートCRとアダラートLの違いはその効果時間です。 アダラートCRはより長く効果が持続する構造となっており、1日1回で使用されるケースが多い薬です。 一方アダラートLは通常のアダラートよりも長く効くものの、アダラートCRほどではなく、1日2回使用するのが一般的な使い方となります。 アダラートの一般名 アダラートの一般名はニフェジピンとなりますが、アダラートCRとアダラートLの一般名はともにニフェジピン徐放錠となります。 処方箋の一般名処方などで区別する必要があるケースでは、アダラートCRがニフェジピン徐放錠(24時間持続)、アダラートLがニフェジピン徐放錠(12時間持続) 5 と記載されるケースが一般的です。 5 厚生労働省 一般名処方マスタ アダラートの効果 アダラートは高血圧、狭心症に対して効果がある薬です。 アダラートCRとアダラートLの効能効果の詳細は以下の通りです。 カルシウムは血管の収縮に重要な役割を担っており、カルシウムが細胞内に流入することで血管は収縮し血圧は上昇しますが、アダラートはこのカルシウムの受容体を阻害することによって、細胞内のカルシウム流入を阻害することにより血圧の上昇を抑制します。 アダラートの効果時間と半減期 アダラートの効果時間として、アダラートCRの効果持続時間は24時間 3 、アダラートLの効果発現時間は0. 5〜1時間、効果持続時間は約12時間とされています 4。 なお、薬物動態における半減期に関しては、アダラートCRは高齢者での20mgの使用において算出されており、11. 0時間とされています 3。 アダラートLの半減期は高齢者では6. 2時間とされており、その作用時間の違いが読み取れます。 アダラートLの健康成人男子の半減期は10mgで3. 60時間、20mgで3. 39時間とされています 4。 3 アダラートCR錠10mg/ アダラートCR錠20mg/ アダラートCR錠40mg インタビューフォーム 4 アダラートL錠10mg/ アダラートL錠20mg インタビューフォーム アダラートの臨床成績 アダラートはそれぞれの剤型において実際の患者さんに対する効果が臨床試験で確認されています。 8%、腎実質性高血圧症に対する有効率は73. 0%、腎血管性高血圧症に対する有効率は77. 4%、異型狭心症に対する有効率は88. 2%であったとされています 1。 4%,腎性高血圧に対する有効率は85. 1%とされています 2。 1 アダラートCR錠10mg/ アダラートCR錠20mg/ アダラートCR錠40mg 添付文書 2 アダラートL錠10mg/ アダラートL錠20mg 添付文書 アダラートの使い方 アダラートはその剤型によって使い方が異なります。 アダラートCRは通常は1日1回1錠、アダラートLは通常は1日2回、1回1錠を使用します。 アダラートCRとアダラートLの用法用量の詳細は以下の通りです。 アダラートCRでは臨床試験および市販後の使用成績調査では11. 1%に副作用が認められ,主な副作用は頭痛・頭重感(2. 8%),顔面潮紅・顔のほてり(2. 3%),動悸(1. 3%)等であったとされています 1。 アダラートLでは臨床試験および市販後の使用成績調査では5. 12%に副作用が認められ、主な副作用は顔面潮紅(1. 20%),めまい(0. 70%),頭痛(0. 66%)等であったとされています 2。 また、頻度は0. また、この副作用はシクロスポリン製剤と併用するとより現れやすくなるとされています。 1 アダラートCR錠10mg/ アダラートCR錠20mg/ アダラートCR錠40mg 添付文書 2 アダラートL錠10mg/ アダラートL錠20mg 添付文書 アダラートの飲み合わせ アダラートには併用が禁止でないものの、飲み合わせに注意が必要なものがいくつかあります 1 ,2。 アダラートとの飲み合わせに注意が必要な薬(併用注意薬)は以下の通りです。 基本的にはアダラートを使用している間はグレープフルーツの摂取は避けるようにしましょう。 なお、グレープフルーツ(ジュース)以外にも、スウィーティー、ザボン(ブンタン、バンペイユなど)、ダイダイに関しても同様の注意が必要と考えられています。 1 アダラートCR錠10mg/ アダラートCR錠20mg/ アダラートCR錠40mg 添付文書 2 アダラートL錠10mg/ アダラートL錠20mg 添付文書 アダラートの授乳中の使用 アダラートは授乳中に使用する場合は基本的に授乳を中止するよう注意喚起されています。 授乳中の婦人に投与することを避け,やむを得ず投与する場合には授乳を中止させること.[母乳中へ移行することが報告されている.] アダラートCR錠10mg/アダラートCR錠20mg/ アダラートCR錠40mg 添付文書 上記の注意喚起がされている理由として、乳汁中に移行することが報告されており、動物実験においても乳汁への移行性が確認されているためです 3。 専門家による見解の例として、愛知県薬剤師会が作成している「妊娠・授乳と薬」対応基本手引きでは、母乳中への移行は少なく 、使用可能と考えられるという内容です 6。 母乳中への移行は少なく 、使用可能と考えられる。 「妊娠・授乳と薬」対応基本手引き 改訂 2 版 乳汁中への移行は少ない。 乳児の副作用は報告されていない。 母乳とくすりハンドブック 実際に授乳中にアダラートを使用するかは、処方医の先生の判断となります。 アダラートに限らず、クリニックや病院で薬を処方してもらう場合は授乳中である旨を必ず伝えるようにし、自己判断で使用するようなことは避けましょう。 3 アダラートCR錠10mg/ アダラートCR錠20mg/ アダラートCR錠40mg インタビューフォーム 6 愛知県薬剤師会 「妊娠・授乳と薬」対応基本手引き 改訂 2 版 (2012) 7 大分県「母乳と薬剤」研究会 母乳とくすりハンドブック(2010) アダラートの妊娠中の使用 アダラートは妊娠20週未満、もしくは妊娠している可能性がある場合には禁忌とされており、使用することができません。 妊娠20週以降では療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用可能とされており、実際に使用するかは処方医の先生の判断となります。 妊婦(妊娠20週未満)又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと.[動物実験において,催奇形性及び胎児毒性が報告されている.] 2. 妊娠20週以降の妊婦に投与する場合には,治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること.[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない.] 投与に際しては,最新の関連ガイドライン等を参照しつつ,急激かつ過度の血圧低下とならないよう,長時間作用型製剤の使用を基本とし,剤形毎の特徴を十分理解した上で投与すること.また,母体や胎児及び新生児の状態を十分に観察し,過度の血圧低下や胎児胎盤循環の低下等の異常が認められた場合には適切な処置を行うこと.[妊婦への投与例において,過度の血圧低下等が報告されている.] 3. 硫酸マグネシウム水和物の注射剤を併用する場合には,血圧等を注意深くモニタリングすること.[併用により,過度の血圧低下や神経筋伝達遮断の増強があらわれることがある.] アダラートCR錠10mg/アダラートCR錠20mg/ アダラートCR錠40mg 添付文書 上記のような注意喚起がされている理由として、アダラートは動物実験において胎盤を通過し、生殖発生毒性試験ではラット及びマウスの器官形成期における実験で、胎仔の奇形・死亡及び発育遅延などの変化が認められている点が挙げられます 3。 妊娠20週未満や妊娠している可能性ある場合には必ず処方医に伝えましょう。 妊娠20週以降でも実際に使用するかは処方医の先生の判断となります。 アダラートに限らず、クリニックや病院で薬を処方してもらう場合は妊娠中である旨を必ず伝えるようにし、自己判断で使用するようなことは避けましょう。 3 アダラートCR錠10mg/ アダラートCR錠20mg/ アダラートCR錠40mg インタビューフォーム アダラートの薬価、ジェネリック アダラートCRとアダラートLの2016年4月改定(2018年3月まで)の薬価は、アダラートCR錠10mgで1錠あたり17. 3円、アダラートCR錠20mgで29. 7円、アダラートCR錠40mgで55. 8円、アダラートL錠10mgで16. 4円、アダラートL錠20mgで27. 8円となっています。 なお、アダラートCR、アダラートLにはジェネリック医薬品が販売されており、アダラートCRのジェネリックはニフェジピンCRやニフェランタンCR、アダラートLのジェネリックはニフェジピンLやヘルラートLの名称で販売されています。 アダラートCRのジェネリック医薬品の薬価は10mgで7. 5〜8. 7円、20mgで13. 5円、40mgで24. 7〜28. 6円となっています。 アダラートLのジェネリック医薬品は10mgで5. 6円、20mgで5. 8〜9. 7円となっておりアダラートよりも経済的と言えます。 アダラートの市販での購入 アダラートの成分を含む薬は市販では購入することができません。 また、アダラートと比較的成分が近いものや、代替となるような薬も市販では買うことはできません。 アダラートを含めた降圧薬は基本的に医師の適切な診察を受けた上で処方される薬であるため、必ずクリニックや病院で処方してもらうようにしましょう。 薬を使用する際には必ず薬の説明書や添付文書を確認し、医師や薬剤師から指示された用法・用量で使用してください。 また、違和感や副作用と思われる兆候を感じた場合は医師・薬剤師に相談してください。

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アダラートの効果と副作用|CR錠、L錠の違いとは|【降圧剤】

アダラート

元々は2017年4月12日に作成された記事です。 アダラートカプセル5mg 1カプセル 高血圧時に舌下投与 5回分 昔はたまに見かけたこの処方ですが、最近は全く見ることがありません。 そもそもアダラートカプセル自体がほとんど使われなくなっていますよね。 急激な降圧は返ってリスクとなることがわかり、今では舌下投与は禁止となっています。 このような処方を見かけなくなって随分経つので、アダラートの舌下投与が行われていたことを知らないという薬剤師の方も増えているのではないでしょうか? でも、最近立て続けにアダラートの舌下投与について驚くような話を聞きました。 「そもそもニフェジピンは舌下から吸収されない」 「今でも一部の施設等でアダラートの舌下投与が行われていることがある」 えー!! ということで、高血圧に対するニフェジピンの舌下投与がなくなった経緯について一度まとめてみようと思います。 追記:食道アカラシアに対して(適応外)今でも舌下投与の指示で処方されることはあるようです。 アダラートの舌下投与は禁止 ニフェジピンの舌下投与2000年以前は、緊急降圧を必要とする高血圧(高血圧緊急症)に対して、ニフェジピンカプセルの舌下投与が行われることがありました。 実際に、アダラートカプセルの添付文書にも以下のような記載がありました。 (現在はすでに削除されています) 用法・用量:ニフェジピンとして、通常成人1回10mgを1日3回経口投与する。 症状に応じ適宜増減する。 なお、速効性を期待する場合には、カプセルをかみ砕いた後、口中に含むか又はのみこませることもできる。 一般的に、舌下投与では経口投与(腸管からの吸収)とは異なり、初回通過効果を受けずに直接血中に入ることができるため、速やかな血中濃度上昇を得ることが可能です。 ですが、ニフェジピンの場合はそうとも言えません。 (これについては後に詳しくまとめます) 現在はニフェジピンの舌下投与は禁止以前は、高血圧緊急症に対して、ニフェジピンの舌下投与が一般的に使用されていました。 速やかな降圧作用が期待できることに加えて、使用法が簡便であること、厳密な血圧モニタリングが不要と考えられていたためです。 ですが、急激かつ過度な降圧作用を引き起こしてしまうことも知られていました。 その結果、低血圧、急性心筋梗塞、狭心症様発作、脳梗塞、意識消失、死亡等の副作用が報告され、問題となりました。 心筋梗塞・不安定狭心症に対するニフェジピン投与制限そもそも、海外ではニフェジピンカプセルには高血圧症の適応はなく、医師の判断で使用されていました。 ですが、米国食品医薬品局(FDA)は、ニフェジピンは急性心筋梗塞や不安定狭心症の患者に対して禁忌とし、高血圧症に対しても使用しないよう呼びかけました。 こうした海外での状況を踏まえて、1996年8月の医薬品副作用情報No. 138において、 ニフェジピン(徐放剤を除く)による降圧は、冠潅流圧を低下させ冠血流量が減少する可能性が考えられること、また、降圧によって反射性に心拍数の増加が起こり、心拍出量の増加ひいては心筋酸素消費の増大が起こる可能性があることなどから、心筋虚血の改善効果が期待できない可能性がある。 とりわけ、急性心筋梗塞や不安定狭心症患者の病態は、急激な血行動態の変化によって大きく影響を受けやすいことから「使用上の注意」の改訂を行い注意を喚起することとする。 引用元: と記載され、「急性心筋梗塞の患者」が禁忌に、「不安定狭心症の患者」が慎重投与に追加され、注意喚起が出されました。 JSH2000でニフェジピン舌下投与の禁止2000年6月に日本高血圧学会から発表された高血圧治療ガイドライン2000年版(JSH2000)では、高血圧緊急症および切迫症に対する治療指針の中で、 Ca拮抗薬が頻用されているが、加速型高血圧-悪性高血圧および他の高血圧緊急症の治療にはニフェジピン舌下投与は過度の降圧や反射性頻脈をきたすことがあり、原則として用いない。 と記載されました。 しかし、これでもニフェジピンの舌下投与による過度な降圧の報告は無くなりませんでした。 添付文書でもニフェジピン舌下投与が禁止に2002年10月、ついに添付文書の改訂が行われ、アダラートカプセルの舌下投与に関する記載は削除、注意喚起が記載されました。 用法・用量からは舌下投与が削除されました。 用法・用量:ニフェジピンとして、通常成人1回10mgを1日3回経口投与する。 症状に応じ適宜増減する。 なお、速効性を期待する場合には、カプセルをかみ砕いた後、口中に含むか又はのみこませることもできる。 使用上の注意に舌下投与の禁止に関する文章が追加されました。 使用上の注意 重要な基本的注意 2. まれに過度の血圧低下を起こし,ショック症状や一過性の意識障害,脳梗塞があらわれることがあるので,そのような場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと.なお,速効性を期待した本剤の舌下投与(カプセルをかみ砕いた後,口中に含むか又はのみこませること)は,過度の降圧や反射性頻脈をきたすことがあるので,用いないこと. 引用元: さらに、薬物動態から舌下投与における吸収に関する文章が削除されました。 薬物動態 血中濃度:高血圧症患者に経口投与した場合、血中濃度は図のとおりである。 なお、吸収は迅速で健康成人がかみ砕いて服用した場合、12分後には有効血中濃度に達する。 (参考:外国人) このような経緯でニフェジピンカプセルの舌下投与は姿を消していったというわけです。 でも、添付文書が改訂されてもしばらくは使われていた気がしますね。 10年くらい前まではたまに見かけた気がします。 そもそもニフェジピンは舌下から吸収されない?ここまで説明した通り、急激な降圧を避けるため、ニフェジピンの舌下投与が禁止されました。 このこと自体は多くの方が知っているかと思います。 ですが、ここからは知らない人も多いかも? 実は、ニフェジピンは舌下からはほとんど吸収されないことが明らかになっています。 なので、舌下投与の効果というより、単純に、粉砕(脱カプセル)したもの(液状)を飲み込むことにより、胃粘膜等から吸収され、吸収速度が上がるというのが実際のところのようです。 苦味もあるようなので、舌下投与は不快な思いをさせるだけの行為ということになってしまいます。 苦いし、フラフラするし・・・。 いいことないですね。。。 一過性の血圧上昇への対応は?アダラートの舌下投与がダメなら急に血圧が高くなった時はどうするの? と言われるので簡単にまとめておきます。 結論から言うと、一過性の血圧上昇に対しての緊急降圧は必要ないと言われています。 以下に、高血圧治療ガイドライン2014から引用します。 進行性あるいは慢性の臓器障害がなく、一過性の著明な血圧上昇例は、褐色細胞腫を除き緊急降圧の対象ではない。 高齢者や自律神経障害を有する者など圧受容体反射機構に障害のある者では、血圧変動が大きく、III度以上の高血圧を呈することがある。 このような例で、ニフェジピンカプセル内容物など短時間作用型の降圧薬が投与されることがあるが、急速 かつ過剰な降圧によって脳や心臓など主要臓器の虚血を引き起こす可能性があるため、避けるべきである。 引用元: ニフェジピンの舌下投与は行わないことはもちろんですが、今では速放型ニフェジピン(アダラートカプセル)自体、添付文書の使用上の注意を見ればわかるように、急激な降圧を引き起こす可能性があるため、あまり推奨されていません。 それでも、急激な降圧が必要なケースは極めて限られていると思いますが、どうしても早めの降圧を行いたい場合は、ニフェジピン徐放錠(アダラートL錠など)やカプトプリルなどが使用されることがあります。 著しい血圧上昇に加えて、脳・腎・心臓などの臓器に急性障害が生じるような高血圧緊急症の場合は、降圧治療が必要となります。 その場合、血圧モニタリングを行いながらニトログリセリン、ニカルジピンなどの静注が行われます。 まとめ ニフェジピンの舌下投与についてまとめてみました。 こうして改めて見てみるとアダラートカプセルが未だに存在する意義ってのは何なんでしょう? 今でも、一部施設等でアダラートの屯用を使用している環境があるという話を聞ききました。 極一部での話かとは思いますが、こういった現状があるのであれば、速放型ニフェジピンは 販売高血圧の適応を中止とした方が望ましいのかなと思います。 (適応外ですが食道アカラシアへ舌下投与で処方されるケースがありますね。 効果だけを考えれば、舌下投与ではなく、脱カプセルを服用で問題ないかと思いますが、安全性としてはどうでしょう?また詳しくまとめたいと思います。 ) ぺんぎん薬剤師の勉強に対する考え方 知識の身に付け方は2種類あると考えています。 1つは業務の中で必要とされ、すぐに活用できる知識です。 身に付けたらすぐに活用することができるので仕事に活かすことができますし、一度身に付けたら忘れることもありません。 これは現場で働く薬剤師にとっての武器になります。 これについては仕事の中で自然と身についていくはずです。 もう1つはすぐに活用することのない知識です。 身に付けてもすぐに使う知識ではないのないので、だんだんと記憶から薄れてしまいます。 一度覚えたものでも時間の経過とともに薄れていき、何かの機会に再度学ぶことで思い出すこともあると思います。 この知識は薬剤師としての基礎的な力にもなります。 基礎的な力が身についていれば、上に書いた業務の中で必要とされる知識を身につけるスピードも上がります。 皆さんが身につけたいのは後者の力なのではないでしょうか? 基礎的な力をどうやって身につける? 普段の業務で使用しない知識を身に付けるのは大変です。 使わない知識を留めておくには記憶力を必要としますし、日々の勉強のモチベーションを維持するのも大変です。 そのため、生活の一部のなかに新しい知識に触れることを取り入れ、習慣化することが大切になります。 濃い知識を一気に取り入れるのではなく、薄い知識を毎日継続して取り入れるのです。 それを積み重ねていくことで、自然と少しずつ自分の力として身についていきます。 そのための方法の一つとして をオススメしています。 上のバナーをクリックしてリンク先を見てもらえればわかりますが、医療に関する様々な情報が毎日更新され、メルマガでもその情報が配信されているので、日々のメールのタイトルを見るだけでも勉強になります。 また、スマホ専用アプリもあるので仕事の合間でも勉強しやすくなっています。 内容をしっかり理解するだけの時間が取れない時でも、メルマガや記事を見て、そこに出てくる単語や言葉を目にするだけでも知識の引き出しは少しずつでも確実に増えていきます。 皆さん、暇つぶしにスマホでyahoo! ニュースとかスマートニュースとかを見てる時間がありますよね? 同じように 暇つぶしにm3. comのアプリで医療ニュースを見るようになってください。 多くのサイトに登録したり、書籍を読もうとして続かなくなるより、まずは1つを継続することから初めてみることをおすすめします。 薬剤師用の掲示板もあるので様々な薬剤師の方々に質問、相談をしたり、情報共有を行うことも可能です。 さらには、eラーニングを受講(有料)して研修認定薬剤師の登録や更新に必要な単位を取得することまで可能です。 毎日サイトにログインしたり動画を閲覧することでポイントをためてプレゼントをもらうこともできるので勉強にやる気を持つことができますし、確実に無理なく勉強を習慣づけるのに最適です。 登録となると不安に感じる方もいるかもしれませんが、医療関係者であれば誰しも耳にしたことがある!というくらいの有名なサイトで、薬剤師以外にも医師や看護師も多く登録しているサイトなので安心して利用できますね。 すでに登録している人も多いと思いますが、登録したまま利用していない方はまずはログインしてメルマガの閲覧を習慣化すること。 これを知識を身につける第一歩にしてみてください。 は知ってるし、もっといろんなサイトに登録したり閲覧したりしているよ!って人も多いんじゃないかと思いますが、まずは一つのサイトをしっかり活用してみてくださいね。 もしこの記事気に入ってもらえたら、下の各種SNSボタンを押してシェアしてもらえれば嬉しいです。

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アダラートCR錠10mg

アダラート

高血圧や狭心症の治療に用います。 作用 【働き】 心臓や体の血管を広げて血流をよくします。 そうすると血液の抵抗が減り、血圧が下がります。 また、心臓の収縮をおさえて、心臓を休ませる働きもします。 おもに高血圧や狭心症の治療に使用されます。 血圧を適切にたもつことは、将来起こるかもしれない脳卒中や心臓病、腎臓病を防ぐことにつながります。 そのほか、脳、腎臓、手足、目の網膜など体全体の血流を改善するので、いろいろな病気に応用されることがあります。 【薬理】 血管壁の細胞にカルシウムが流入すると、血管が収縮し血圧が上がります。 このお薬は、カルシウムが細胞内に入るのをおさえます。 その結果、血管が広がり血圧が下がります。 このような作用から「カルシウム拮抗薬」と呼ばれています。 カルシウム拮抗薬に分類されます。 この系統は、効き目がよく、また安全性が高いことから、高血圧症に対する第一選択薬の一つとして汎用されます。 短時間型と持効型がありますが、一般的には、安定した効果を発揮する持効製剤(L錠、CR錠)が用いられます。• 血糖、尿酸、脂質などに影響しません。 年齢を問わず広く用いることができます。 とくに合併症の多い高齢の人に適します。• 持効性のカルシウム拮抗薬を用いた長期臨床試験で、予後改善効果(長生き効果)も認められています。 注意 【診察で】• 持病やアレルギーのある人、また妊娠中の人は、医師に伝えておきましょう。• 服用中の薬は、医師に伝えてください。 【注意する人】 心筋梗塞の急性期は、旧来の短時間型カプセル剤の使用が禁止されています。 急激な作用により、かえって症状を悪化させるおそれがあるためです。 高齢の人は副作用がでやすいので、少量より開始するなど慎重に用います。 適さないケース..急性心筋梗塞(カプセル剤)、妊娠20週未満の人など。• 注意が必要なケース..重い腎臓病、重い肝臓病、心不全、不安定狭心症、高齢の人など。 【飲み合わせ・食べ合わせ】 飲み合わせに注意する薬がたくさんあります。 飲み合わせによっては、副作用がでやすくなります。 服用中の薬は、医師に報告しておきましょう。 他の降圧薬や利尿薬と併用するときは、血圧の下がりすぎにも注意が必要です。• 心臓の薬のジゴキシン(ジゴシン)と併用するときは、ジゴキシン中毒の副作用に十分注意します。• ほかにも、抗真菌抗薬のイトラコナゾール(イトリゾール)やミコナゾール(フロリード)、抗けいれん薬のフェニトイン(ヒダントール、アレビアチン)やカルバマゼピン(テグレトール)、結核の薬のリファンピシン(リファジン)、胃の薬のシメチジン(タガメット)、免疫抑制薬のタクロリムス(プログラフ)やシクロスポリン(ネオーラル)など、飲み合わせに注意する薬がたくさんあります。• 飲酒は控えましょう。 アルコールは、めまいや動悸などの副作用を強めます。• グレープフルーツジュースは飲まないでください。 この薬の血中濃度が上昇し、副作用がでるかもしれません。 【使用にあたり】• 飲みかたは病状により異なります。 また、製剤により飲む回数が違います。 医師から決められた飲み方、服用量を守ってください。• 割ったり、砕いたり、すりつぶしてはいけません。 そのままかまずに飲んでください。• 自分だけの判断で、量を減らしたり、飲むのをやめてはいけません。 急に中止すると、反発的に症状が悪化するおそれがあります。 中止するときは、医師の判断で徐々に減量するようにします。• 飲み忘れにも注意してください。 万一飲み忘れた場合、2回分を同時に飲んではいけません。 【検査】 心電図検査や血液検査をおこなうことがあります。 決められた検査を受けるようにしましょう。 【妊娠・授乳】• 妊娠20週未満は使用禁止です。 催奇形性や胎児毒性の心配があるためです。 けれど、特別に危険性が高いわけではありません。 20週以降の妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)に対し、他の降圧薬が効かない場合に用いることがあります。• カルシウム拮抗薬には、子宮筋の収縮を抑制し、分娩を遅らせるという害作用があります。 これを逆手にとって、早・流産予防薬として応用することがあります。 ある報告によると、早産防止のためにこの薬を使用した102人の女性を調査したところ、安全性にとくに問題がなかったということです。 【食生活】• 血圧が下がり、めまいを起こすことがあります。 車の運転や高所での危険な作業には十分注意してください。• 本態性高血圧症では、生活習慣の見直しも大切。 減塩などの食事療法、運動療法、肥満があれば体重を落とすだけでも血圧が下がるものです。 軽い高血圧であれば、薬をやめられることもあります。 できたら簡易血圧計で自宅で血圧測定をおこない、適切に血圧がコントロールされているかチェックすることをおすすめします。 効能 【一般】• 本態性高血圧症、腎性高血圧症• 狭心症 【CR錠】• 高血圧症、腎実質性高血圧症、腎血管性高血圧症• 狭心症、異型狭心症 用法 【一般製剤(短時間作用型)】 ニフェジピンとして1回10mgを1日3回経口服用する。 症状に応じ適宜増減する。 【持効製剤1(中間型L錠)】• 本態性高血圧症、腎性高血圧症..ニフェジピンとして、通常成人1回10〜20mgを1日2回経口服用する。 症状に応じ適宜増減する。• 狭心症..ニフェジピンとして、通常成人1回20mgを1日2回経口服用する。 症状に応じ適宜増減する。 【持効製剤2(長時間作用型CR錠)】• 高血圧症..通常、成人はニフェジピンとして20〜40mgを1日1回経口服用する。 ただし、1日10〜20mgより服用を開始し、必要に応じ漸次増量する。 なお、1日40mgで効果不十分な場合には、1回40mg1日2回まで増量できる。• 腎実質性高血圧症、腎血管性高血圧症..通常、成人はニフェジピンとして20〜40mgを1日1回経口服用する。 ただし、1日10〜20mgより服用を開始し、必要に応じ漸次増量する。• 狭心症、異型狭心症..通常、成人はニフェジピンとして40mgを1日1回経口服用する。 なお、症状に応じ適宜増減するが、最高用量は1日1回60mgとする。 医師の指示を必ずお守りください。 副作用 わりと多いのは、顔のほてり、潮紅、頭痛、動悸(ドキドキ感)、めまいなどです。 とくに短時間型の製剤ででやすいです。 徐々に慣れてくることが多いのですが、ひどいときは早めに相談してください。 もし、胸が痛むようでしたら、すぐ受診しましょう。 長く飲み続けるていると、足の甲がむくんだり、歯肉が腫れてくることがあります。 歯肉の腫れは、歯肉をよくブラッシングし口内を清潔に保つことで、ある程度予防可能なようです。 重い副作用はめったにありませんが、短時間型の製剤では、急激な血圧低下による一過性の意識障害を起こす危険性があります。 そのほか、血液障害や肝障害も報告されています。 以下のような症状に念のため注意してください。 【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください• 過度の血圧低下..めまい・ふらつき、立ちくらみ、冷感、吐き気、嘔吐、気を失う。• 重い皮膚・粘膜障害..発疹、発赤、水ぶくれ、うみ、皮がむける、皮膚の熱感や痛み、かゆみ、唇や口内のただれ、のどの痛み、目の充血、発熱、全身けん怠感。• 重い血液成分の異常..発熱、喉の痛み、口内炎、だるい、皮下出血(血豆・青あざ)や鼻血・歯肉出血など出血傾向。• 肝臓の重い症状..だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が茶褐色。 【その他】• 顔のほてり、潮紅、頭痛• 動悸、頻脈、胸の痛み• だるい、めまい、立ちくらみ、血圧低下• 足のむくみ、歯肉の腫れ、男性の胸がふくれる• いつもと違う「おかしいな」と感じたら早めに受診してください。 まずは安心して、決められたとおりにご使用ください。

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