ご理解いただきありがとう。 ご了承いただきの意味と使い方・目上の人には失礼にあたるか

「ご理解いただきありがとうございます」敬語・使い方・メール例文

ご理解いただきありがとう

謙譲語とは、目上の人に対して自らがへりくだることで、敬意を表現する言葉です。 「許してくれてありがとう」に謙譲語を使えば、「くれて」という部分を「いただく」という謙譲語で表現することができます。 尊敬語 尊敬語とは、社会的な地位が上の人や、年上、親など目上の人を敬って使う言葉です。 尊敬語の簡単な使い方は「お」や「ご」をつけて表現します。 今回は「許してくれてありがとう」なので、そのままでは使うことはできませんが、「許し」という言葉に対して「お」をつけ「お許し」と尊敬語で表現することができます。 使い方 敬語表現の種類を紹介しましたが、原則的に謙譲語と尊敬語を混在させることはできません。 したがって「許してくれてありがとう」の文を変形して「お許しいただきましてありがとうございます」などとしがちですが、「お許し」という尊敬語と「いただく」の謙譲語が混在してしまっているので使い方としては間違いです。 「許していただき感謝しております」などのように、どちらかに統一しましょう。 メールでの使い方 メールでの使い方といっても、特別なことはありません。 「許してくれてありがとう」は友人や同僚などに使うことができます。 問題はビジネスメールです。 謝罪をするということは、何らかの迷惑を相手にかけてしまった状況です。 このため、失礼のないように細心の注意を払いましょう。 それには、次項で紹介するように、「許す」や「ありがとう」をより敬意を表す言葉に置き換えることが必要です。 ただ、メールの場合、あまり表現が硬すぎると読みにくく、回りくどい印象を恐れがあるので気を付けましょう。 「許してくれてありがとう」の部分は、結局のところ自分の気持ちを伝えているに過ぎないので、今後どのように改善していくか、過ちを二度と起こさないために何をするなど具体的な内容で補強したほうが良い場合も多いです。 「許してくれてありがとう」を敬語表現するときの例文 「許してくれてありがとう」がビジネスシーンで使う時に使われる例文を紹介します。 メールでは、過度に敬語表現を使わないほうがいいことがあると説明しましたが、謝罪の正式文書などでは、敬語を使って堅い表現にしたほうが誠意が伝わりやすいです。 寛大なご処置を賜り まず、「許してくれてありがとう」の中の「許し」に形容詞をつけることで、敬意を表すことができます。 例えば「寛大(かんだい)な」などです。 そして、「許し」を「お許し」などの尊敬語にするだけでもいいですが、仕事の内容によっては納期延長許可や、工事の施工許可などさまざまありますので状況に応じて変更しましょう。 例えば「ご処置」のように処置に「ご」という尊敬語を付けます。 これに「下賜(かし)する」という「(目上の人が)物を与える」を意味する言葉の尊敬語「賜る」を使って「寛大なご処置を賜り、誠にありがとうございます」などと表現します。 なお、「賜る」は「くれる」の謙譲語として使う場合があります。 尊敬語と謙譲語の混在は間違いとなりますので、使い方に注意が必要です。 「許してくれてありがとう」の別の敬語表現例 寛大なご処置 「寛大なご処置」の例文は先ほど紹介しました。 この他には「寛容(かんよう)な」という言い方が良く使われます。 「寛容なご処置を賜り、誠にありがとうございます」 となります。 このように、少し難しい言葉を使うと言葉に重みが出て「許してくれてありがとう」より敬意を表すことができます。 寛大な措置 「寛大な措置」の「措置」に「ご」をつけて「ご措置」という尊敬語にすることができます。 このほかにも「ご配慮」「お心使い」「ご容赦」などさまざまな言葉を尊敬語にすることができます。 「許してくれてありがとう」の謙譲語という敬語表現のところでも触れたように、自らがへりくだることで敬意を表すことができます。 例えば、 「寛大な措置をいただきまして、誠にありがとうございます」 などと使います。 その他 「許してくれてありがとう」や、それを敬語で言うためには、そもそも、しっかり謝罪し、許しを乞わなければなりません。 迷惑をかけたのに放置していては、相手の怒りは静まるどころか高まってしまいます。 プライベートで敬語を使う必要がない相手では「ごめん、許して」「本当に申し訳なかった」「心から謝ります」などでかまいませんし、相手が許してくれたら「許してくれてありがとう」などと返答すればいいです。 しかし、ビジネスシーンでは、もっと気遣いが必要です。 始末書 「始末書」とは、相手に迷惑をかけた内容を説明する書類ですが、許しを得るということが目的でもあります。 始末書は、 ・不始末の内容 ・不始末の理由・原因の説明 ・反省とお詫び ・二度と不始末を起こさないと誓う ・結び のような構成で書かれることが多いです。 そして、この最後のところで、「今回に限り、寛大なる措置をお願い申し上げます。 」などが使われます。 他にも「ご宥恕をたまわりたく存じます」「ご寛恕いただきたく存じます」などの表現がありますので、覚えておきましょう。 誠意をもって謝ろう!

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「ご配慮いただきありがとうございます」の意味と使い方・敬語

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それでは1つ目の「ご了承いただき」の使い方を紹介します。 「ご了承いただき」は事情をくんで納得してほしいときに使用します。 「この度は急な発注ルート変更の件、ご了承いただき誠にありがとうございます」というように、こちら側に事情があり、約束とは違う内容を納得してもらったときに使えます。 (例)「既存デザインの件ですが、新しい区画で検証するためには、あと30メートルほど高さを低くしないといけません。 法律で決められており、私も検証したところ、やはりそのような結果でした。 申し上げにくいのですが、このままですと検査クリアは難しいです。 どうぞご了承ください。 」 「事情をくんで認めてほしい」「理解したうえで納得してほしい、」「お願いを了解してほしい」のように先方には伝わりますね。 急な発注ルートが変更になり納期が遅れた際や、違う業者を経由してしまうことになったとき。 検査基準クリアのためなど、こちらの非や、マイナスな状況の申し出を相談したい際に使います。 お客様や目上の人から了承を得たい場合に使用します。 例えば、家電の商品購入やスマホの契約を交わす際に、店員から事前に説明を受けることはありませんか? 「保障期間の対象日は、最終日の営業時間内までとなります。 あらかじめご了承いただきますようお願いします」このようなセリフ、言われたことはありませんでしたか。 保障受付にも期日はあるので、顧客が購入する際には特約や条件を納得してもらいます。 そのためには、あらかじめ「ご了承いただく」ことが必要なのです。 例えば、目上の人から何かするための許可や、承認をもらった状態を説明するために「ご了承いただき」を使用します。 社長のご了承はいただきましたので、明日から各人進めてください」 他にも、有給申請をするとき緊張しながら上長に相談し、有給使用の許可を得たとします。 そうなると同じ部署のチームメンバーにはお休みすることを伝えなければなりません。 課長からは、既にご了承をいただいています」というように自分が目上の人から許可をもらった状況を説明できます。 「ご了承いただき」は目上の人に対して使う謙譲語の表現もできるのです。 3つのポイントから「ご了承いただき」の例が分かりましたね。 それでは次の章では、メール文章・ビジネスメールにおける「ご了承いただき」の例をご紹介します。 メールにおける「ご了承いただき」を使った文例と意味 「ご了承いただき」を使った書き出しの挨拶 「ご了承いただき」を使った書き出しの挨拶例をご紹介します。 「ご了承いただき」は主に、目上の人・取引先から承認や許可が欲しいときに、相談や謝罪、お礼のシーンで使われます。 (例)「誠に勝手ながら、12月29日~1月3日、弊社では年末年始の休暇をいただきます。 休業中はご不便をおかけします。 皆さまには大変ご迷惑をおかけしますが、ご了承くださいますようお願い申し上げます」 相手にも都合があってのビジネス界です。 場合によっては、状況や相手に応じて、理解してほしい事態を一方的に伝えることのないようにしましょう。 「何卒」をつけたり「幸いです」をつけて印象を柔らかくしてもよいでしょう。 (例)「何卒、ご了承いただければ幸いです」 「ご了承いただき」を使ったお詫びの気持ち 最後に3つ目の「ご了承いただき」を使った感謝の気持ち例をご紹介します。 「ご了承いただきありがとうございます」と表記することで「事情をくんでもらい、納得し、承認してくれて、ありがとうございます」という意味・表現になります。 そして、感謝の気持ちの文章ですから、会社として配慮してもらったことへのお礼・嬉しい気持ち・助かりましたという気持ちも添えるとポイントは高くなります。 発注された商品の納期が間に合わず、納期を延長してもらったときのメール返信。 (例)「この度は災害による納遅延のため、大変ご迷惑をお掛けして申し訳ございません。 遅延事情にお気遣いいただき、そしてご了承いただきありがとうございます。 おかげさまでルート確保ができ、緊急事態を乗り越えられました」 失礼のないように「ご了承いただき」を使用するには?どうしても目上の人に納得してもらわなければならない案件がある状況は、誰しもが経験したことがありますよね。 そんな苦悩を解決するためには、できるだけ失礼のないように言いたいものです。 やはり、お願いを理解してもらいたいという申し出は、目上の人にはしない方が無難ではあります。 ですが、せめて失礼のないように言いたい気持ちも分かります。 そういう場合は「どうかご了承いただけますようお願い申し上げます」「ご了承いただければ幸いです」という言い回しにすると、丁寧な印象になります。 午前中はエレベーターが使用不可となります。 どうかご了承いただけますようお願い申し上げます」 「ご了承いただき」のより丁寧な言い換えは? では、「ご了承いただき」より丁寧な言い換え表現は、どのようなものなのでしょうか?丁寧ながらも失礼がなく、会話でも使えるのは「ご了承くださいようお願い申し上げます」という表現でした。 さらに丁寧に表現するためには、「ご了承を賜りますようお願い申し上げます」があたるでしょう。 お願いを申し上げる関係になりますので、自身を謙譲しつつ先方に伝えることができます。 しかし、現代社会では、丁寧すぎるとも捉えられる状況もありますので、こちらはシチュエーションに応じて使い分けましょう。 (例)「納品まで2日ほどのご猶予をいただけませんでしょうか。 ご無理を申し上げますが、ご了承を賜りますようお願い申し上げます」 「ご了承いただき」の類似語は? では「ご了承いただき」の類似語はいかがでしょうか。 「ご了承いただき」はこれから起こる事変に対して、相手側に許可を得たいときに使用します。 他に似たような言葉で「ご理解いただく」「ご容赦いただく」があたります。 しかし、この2つには注意することがあります。 「ご理解いただく」は「何卒ご理解ください」のように使用しますが、これは物事が変化してしまった状況を理解してほしいときに使用します。 主に事後に使用します。 そして「ご容赦いただく」は、「ご容赦ください」と使うことが多いでしょう。 相手に謝罪の意を表しつつ、起きてしまった事変に対して許してほしいときに使用します。 ビジネスでは進んでいる案件も突然変更になることもしばしばあります。 その時々の状況に応じて言葉を使いこなしていきましょう。 了承と快諾・了解の違い 快諾の意味はこころよく聞き入れること 「ご了承いただき」に似ているニュアンスの「快諾」は、ビジネスシーンでも頻繁に聞きます。 「快諾」を使った表現である「ご快諾ありがとうございます」「ご快諾いただきました」などはメールでも会話でもよく出てきます。 この「快諾」という言葉の意味は「快く聞き入れる・引き受ける」であり、前向きな言葉なのです。 (例)「先日ご依頼申し上げた件、ご快諾いただき、誠にありがとうございます」このように、聞き入れる・引き受けるという意味が込まれているのです。 プロジェクトが順調に進んでいるときに使用したい言葉です。 「引き受けてくれてありがとう」と伝えたいときには「ご快諾いただきまして、謹んでお礼申し上げます」が、より丁寧で誠意が伝わってきます。 了解の意味ははっきりと理解すること こちらも「ご了承いただき」と似ている言葉です。 相手の意見を聞き、思わず「了解!」「分かりました」と返事をしたくなる瞬間はありませんか。 しかし、言葉を放った後に、「分かりました」をもうちょっと丁寧に言いたいな…とふと疑問に思いますよね。 では「了解」は使ってはいけないの?と思う方は要注意です。 「了解」の本来の意味は、「内容・意味をはっきり理解する」ということです。 「了解」自体には尊敬の意味はありませんし、相手から何かをお願いされ、その返事として「了解」を使用すると、「はっきり理解しました」と捉えられます。 先方が自分より目上の人の場合、「分かりました」をビジネスっぽく言うことによって、相手と対等な社会人であると示すことができれば自分自身も安心しませんか。 その場合は「かしこまりました」「承知しました」を使うとよいでしょう。 「かしこまりました」「承知しました」は次の章で解説します。 「ご了承いただき」の用例も分かり、ほっと落ち着いたところで復習をしましょう。 「了承」は相手の事情を納得すること、承ること。 「快諾」は快く聞き入れる・引き受けること。 「了解」は相手の意見をはっきり理解しましたという意味です。 (例)「申し訳ございません。 明日午前は外出で社内にはいません。 14時にご来社くださいますよう、ご了承いただければ幸いです」「お時間の件、承知しました」「ご快諾いただき、ありがとうございます」 お願いの気持ちは敬語で表現しましょう 言葉の意味を知ることで、言葉の使いまわしの幅が広がっていきます。 会話でもすっと敬語が出てきたり、メール文章もさくさく打てるようになると、それだけでデキる大人に見えポイントが高いです。 筆者も日々言葉の勉強中です。 日本語は難しいし、表現がたくさんありますが、それも日本語のいいところだと思います。 多様な表現があるからこそ、状況にぴったり合った言葉で表現できることで、周りからの共感を得られやすくなります。 そんな日本語の語彙力を高めて、ビジネスシーンでも言葉に詰まらない、敬語に困らない社会人になれるよう応援しています!•

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ご了承いただきの意味と使い方・目上の人には失礼にあたるか

ご理解いただきありがとう

「ご理解していただきますよう」と「ご理解してくださいますよう」の正しい使い方 「〜していただきますよう」の「いただく」とは「もらう」の謙譲語です。 謙譲語とは自分を低めて相手への敬意を示す言葉であり、自分の動作について用いる言葉です。 これに対して「〜してくださいますよう」の「くださる」は「くれる」の尊敬語です。 尊敬語とは自分より立場が上の人に対して、その人がする動作を高めて使う言葉です。 つまり、相手の動作について用いる言葉となります。 これをふまえると、「ご理解していただきますよう」とは相手の動作に対して「いただく」つまり自分の動作を表す「もらう」という謙譲語を使っていることになります。 したがって、正しくは「ご理解くださいますよう」となります。 「ご理解のほど〜」の「ほど」の意味とは ビジネスシーンでよく使われる言葉に「〜のほど」という言葉があります。 「ほど」という言葉には「断定を避け、表現を柔らかくするときに用いる用法」という定義があります。 ビジネスシーンにおいて、取引先や上司などに何かお願いごとをしなくてはいけない場面は多々あります。 そういった場合に、ただ「ご理解ください」「ご確認ください」と伝えてしまうと、強制している印象を持たれてしまいます。 そのような時に、「ご理解のほど」「ご確認のほど」といいかえるだけで、相手にこちらの要求がソフトに伝わります。 「ご理解」「ご了承」「ご容赦」の意味の違いと使い方 この3つの言葉は同じ意味として使われることがありますが、それぞれシーン別に用途があります。

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