コロナ 風邪 薬 効く。 コロナウイルスにかかったら飲んではいけない薬:フランスの厚生大臣が発表(今井佐緒里)

新型コロナウイルス 治療薬・ワクチンの開発動向まとめ【COVID

コロナ 風邪 薬 効く

一般的な風邪の考え方 風邪をひくと、のどが痛くなる、鼻水・鼻づまり、くしゃみ、咳などが出て、悪化すると熱が出ます。 こじらせると、肺炎や気管支炎、その他臓器などへの症状が出てきます。 風邪をの症状を抑えるため、病院に行って薬をもらいます。 または、市販の薬などで、風邪を治します。 熱が出たら、会社や学校を休んで、寝て、栄養を取って治します。 悪化したら、病院で処置をしてもらいます。 インフルエンザは、感染力が強い 風邪をひいたときに、熱が急激に上がると、 インフルエンザの検査をします。 インフルエンザは感染率が高く、老人や子どもなどの抵抗力の低い人たちには、亡くなる人もいますので、なるべく感染を抑えたいということです。 予防接種を行って、感染や症状を抑えるということを一般的に行っています。 風邪の原因は、ほとんどウイルス 風邪の原因は、 ウイルスと言われています。 風邪の症状が出た場合、80~90%はウイルスが原因です。 主なウイルスは、 ライノウイルス、 コロナウイルスが多く、他にRSウイルス、パラインフルエンザウイルス、アデノウイルス などがあります。 200種類くらいいると言われています。 ウイルスは、空中に漂っている ウイルスは、生物の中でしか生きられないと言われています。 人間や動物の中で生きています。 それが、空気中に放出されると数日間は生きています。 生物で大量に増えたウイルスが空気中に漂っているのは、季節にもよりますが、普通に存在しています。 人に感染しても、その人に体力があれば、症状がはっきり出ません。 増殖も少ないですが、その人が空中に放出して、それが数日間生きていますので、いつの間にか 空中にたくさん漂っていることになります。 ウイルスが入ると、すぐ風邪をひくの? ウイルスが体に入ると、身体の防衛作用が働き、ウイルスをやっつけに行きます。 ウイルスが少なければ、すぐやっつけることが出来ます。 しかし、 ウイルスが多かったり、体が弱っていて、抵抗する力が無いと、ウイルスが体に入って増殖します。 抵抗力が無いというのは、栄養不足、寝不足、ストレス、体力不足などがあげられます。 風邪の症状は、ウイルスに対する人間の反応 ウイルスが体に入って増殖すると、鼻水を作ったり、のどを攻撃したり、咳が出るボタンを押したり、熱を発生させて体温を上げたりしません。 これらの風邪に症状は、 人間が行っているウイルスの侵入に対する反応です。 鼻水やくしゃみや咳は、ウイルスを出そうとする反応。 のどの痛みや発熱は、ウイルスを熱で殺そうとしたり、白血球を送り込むために血流を増やす反応です。 要するに、風邪の症状は、ウイルスをやっつけるために体が行う反応であり、アレルギーと同じ、人間の本能で起こっている症状です。 ウイルスのたんぱく質に反応しているところも、アレルギーと同じです。 風邪は、自分の自然治癒力で治る 先ほどの話の通り、風邪の症状は、人間の反応です。 これが収まれば、風邪は治ったことになります。 要するに、ウイルスが減少すれば、自然と反応が収まります。 ウイルスが減少するのは、先ほどの人間の反応(咳や熱)であり、自己の抵抗力( 自然治癒力)になります。 薬でウイルスを減らす(殺す)方法は聞いたことがありません。 (抗生物質は細菌を殺します) ワクチンがあれば大丈夫なの? インフルエンザなどにある ワクチンですが、主に 予防に使われています。 ウイルスと同じものを少量体に入れることで、身体に 免疫(抗体)を作ります。 このウイルスに対しては、免疫があったり、罹患しても症状が軽くなると言われています。 しかし、ウイルスの種類は多数あり、インフルエンザに関しても、新しい種類がどんどんできているため、予防接種をした人が全くかからないということを聞いたことがありません。 治す効果もありません。 意味があるのでしょうか? 薬は、風邪を治さない いわゆる風邪薬は、 風邪の症状を抑えるだけです。 熱を一時的に下げたり、咳や鼻水を止めたりしますが、薬が切れると、また症状が復活します。 熱や咳は、ウイルスを追い出すためにやっていることなので、薬で抑えてしまうと、回復が遅れる可能性があります。 ただし、咳を止めることは、個人的に良いと思います。 咳はのどを痛めて、さらに炎症がひどくなるからです。 風邪を早く治すには? 残念ながら、 風邪を早く治す方法はありません。 しいて言えば、 栄養を取って、体を休めることです。 それでも、次の日に治る保証はありません。 ただし、風邪をひきづらい、治りやすい人はいます。 それは、 体力のある人(鍛えている人)です。 私が考えるに、ウイルスと戦うのと同様に、スポーツなどで体に負荷(いじめている)を掛けているため、ウイルスに対しても素早く攻撃が出来るのではないかと思っています。 私は、スポーツをしていない時は、いつも風邪をひくとのどが痛くなり、熱が出るまで治りませんでした。 ロードバイクを始めてから、のども痛くなることが少なく、痛くなっても次の日には治ります。 ロードバイクで激しい呼吸をするため、いつものどをいじめています。 そのおかげで、ちょっとやそっとのウイルスには負けなくなったと思います。 スギ花粉にも強くなり、花粉症もだいぶ軽くなりました。 マスクや手洗いで防げるの? 本当にウイルスを全く入れないようにするには、 無菌室にしなければなりません。 それに、 人間の体はウイルスや細菌と共存しています。 人間には発症しない菌が、手や口の中にたくさんいます。 人間を消毒することは、自分を殺すことになります。 やはり、ウイルスに強い体を作るのが、確実です。 ただし、 子どもやお年寄りは、抵抗力が低いため、守らなければなりません。 マスクや手洗いは有効です。 風邪が流行る時期は、接触を減らし、マスクや手洗いは必須でしょう。 新型コロナウイルスも、風邪ウイルスの一種類 新型コロナウイルスは、風邪の一種です。 なぜこれだけ騒がれているのかというと、新種であり、死亡者が急に出たことだと思います。 検査して致死率が2%を超えてくると、まずいと思うのでしょう。 インフルエンザは0. 1%以下と言われていますが、インフルエンザはちょっと熱が高いと、みんな検査をし、検査キットが普及しているためと、医師も検査に慣れていてコツをつかんでいるため、感染者が正確にカウントされています。 新型コロナウイルスは、肺炎にならないと、検査しませんし、潜伏期間が長かったり、肺の奥の痰(たん)を検査しなければならないため、実際に感染している人を正確にカウントしていないため、致死率が高く計算されてしまったものと思われます。 ですので、感染者が正確にカウントされ、今の10倍か100倍いたとすれば、インフルエンザと同じ死亡率になるのかと思います。 新型コロナウイルスのワクチンは開発されるの? インフルエンザ同様、ワクチンは開発されると思いますが、 ワクチンに治す力はありません。 予防接種になると思いますが、そのころには、また新型が出てくるでしょう。 イタチごっこというか、どの程度意味があるのでしょうか? 対策は何が良いの? 通常の風邪の対策で良いと思います。 他のウイルスでも、肺炎で亡くなる人はたくさんいます。 また、いちいち、どの種類のウイルスか?新型か?などは、検査していません。 風邪をこじらせたで、片付けています。 インフルエンザは、高熱が出たり、こどもの死亡率が高いため、検査や治療方法が確立されています。 お年寄りや子どもが気を付けるのは、変わらないということです。 新型の発生を防ぐ方法 今回の新型コロナウイルスは、中国の武漢の市場で、野生動物が生きたまま取引されていたということがクローズアップされています。 以前にも新型と騒がれた SARSや MARSも、野生動物が最初と言われています。 ウイルスは生物の中で生存し、特定の生物で発症したりしなかったりします。 これらのことより、野生動物で発症しないウイルスが、人間と接触し、感染発祥、さらに人から人に感染したのでしょう。 要するに、 野生動物との接触は避け、食肉は珍しい物ではなく、 定番の同じような種類の物を食する方が良いかと思います。 マスコミの言葉に注意 毎日、テレビでは新型コロナウイルスの感染者が増えていると、数字を出して注目を集めています。 これでは、家でテレビを長く見る人は、 洗脳されてしまいます。 見る時はそのトリックに注意し、なるべく見ない方が良いかと思います。 (こういうネットの情報や、詳しく分析した番組を見ない人ほど、ショッキングな情報だけ信じるんですよね) 注意する文言 ・ 感染者がまた増えました・・・累積人数なので、減るはずがありません。 週当たりどのくらい感染者が出たのかを調べないと、拡大しているのか?縮小しているのか?わかりません。 ・ 死亡者がでました・・・残念ながら、風邪をこじらして肺炎で亡くなるお年寄りは、たくさんいます。 ・ ワクチンを作っています・・・ワクチンは、特効薬でも治す薬でもありません。 来年の流行に間に合うか?(でも、そんな突貫薬を試されたくないですね) 感染以上の打撃の意味は? この騒動において、経済にかなり打撃を受けています。 イベントの中止や店舗の休業、観光地も閑散としています。 マスクやトイレットペーパーの買いだめも発生しています。 普通の風邪であれば、これは大きな間違いです。 人間の性分は変わっておらず、過ちを繰り返すのでしょうか? 温暖化もそうですが、何か本来の目的と別な力が働いているようです。 人々の注目をそらして、何をしようとしているのか?考えすぎでしょうか? ウイルスは悪くありません。 生きようとしている生物です。 風邪はウイルスに対する人間の反応ということを書きましたが、今回の 感染騒動に対する人間の反応は、風邪と一緒です。 過剰な反応は、アナフィラキシショック同様、自分を傷つけます。

次の

新型コロナウイルス 治療薬・ワクチンの開発動向まとめ【COVID

コロナ 風邪 薬 効く

INDEX• 治療薬 開発中のCOVID-19治療薬は、ウイルスの増殖を抑える抗ウイルス薬と、重症化によって生じる「サイトカインストーム」や「急性呼吸窮迫症候群(ARDS)」を改善する薬剤に分けられます。 いずれも既存薬を転用するアプローチが先行していますが、COVID-19向けに新たな薬剤を開発する動きもあります。 このうちレムデシビルは、5月7日に日本で新型コロナウイルス感染症治療薬として承認(製品名・ベクルリー)。 米国ではFDA(食品医薬品局)が同月1日に緊急使用許可を出しました。 レムデシビル(米ギリアド) レムデシビルはもともとエボラ出血熱の治療薬として開発されていた抗ウイルス薬。 コロナウイルスを含む一本鎖RNAウイルスに抗ウイルス活性を示すことが明らかになっており、COVID-19の治療薬として最も有望視されている薬剤の1つです。 米FDA(食品医薬品局)は5月1日、レムデシビルについて、COVID-19の重症入院患者を対象に緊急時使用許可を与えました。 許可の根拠となったのは、米国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)主導で中等症から重症の患者を対象に行われた臨床第3相(P3)試験と、ギリアドが行っている重症患者対象のP3試験。 日本では、FDAによる使用許可を受けて特例承認を適用する方針が示され、ギリアドが5月4日に承認申請。 同7日に開かれた厚生労働省の薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会が特例承認を了承し、厚労省は即日承認しました。 ギリアドは2本のP3試験を行っており、4月末に公表された重症患者対象の試験の主要結果(対象患者約6000人のうち397人分の解析結果)では、5日間の投与で10日間投与と同等の効果が得られる可能性が示されました。 中等症患者1600人を対象としたもう1本の試験は、6月1日に初期の結果(584人分の解析結果)が発表。 レムデシビルを5日間投与した患者は、標準治療のみの患者に比べて投与11日目に臨床症状の改善が見られた患者の割合が有意に高かった一方、10日間投与した患者と標準治療のみの患者では有意差はありませんでした。 現在使われているレムデシビルは点滴薬ですが、ギリアドは吸入剤の開発に着手しています。 P1試験に入っており、安全性が確認されれば8月にCOVID-19患者を対象とした試験を開始する予定。 成功すれば、軽症患者にも外来や自宅で投与しやすくなり、同社のダニエル・オデイCEOは「パンデミックを食い止めるのに重要な意味を持つ」とコメントしています。 ファビピラビル(富士フイルム富山化学) ファビピラビルは2014年に日本で承認された抗インフルエンザウイルス薬。 新型インフルエンザが発生した場合にしか使用できないため、市場には流通していませんが、新型インフルエンザに備えて国が備蓄しています。 ファビピラビルは、インフルエンザウイルスの遺伝子複製酵素であるRNAポリメラーゼを阻害することでウイルスの増殖を抑制する薬剤。 COVID-19を引き起こす新型コロナウイルスもインフルエンザウイルスと同じRNAウイルスであることから、効果を示す可能性があると期待されています。 ただし、動物実験で催奇形性が確認されているため、妊婦や妊娠している可能性がある人には使うことができず、妊娠する可能性がある場合は男女ともに避妊を確実に行う必要があります。 日本では、富士フイルム富山化学が3月にCOVID-19を対象にP3試験を開始。 臨床試験登録サイトに掲載されている情報によると、対象は重篤でない肺炎を発症したCOVID-19患者約100人で、肺炎の標準治療にファビピラビルを追加した場合の効果を検証しています。 米国でも4月からP2試験が進行中です。 藤田医科大は5月26日、COVID-19患者にファビピラビルを投与した観察研究の中間報告(同月15日現在)を日本感染症学会のホームページで公開しました。 観察研究には同日時点で全国407医療機関から2158人の患者が登録。 中間報告では「軽症患者に投与された場合にはほとんどが回復している一方、重症患者では治療経過が思わしくないことも多いことが読み取れる」としていますが、比較試験ではなく、COVID-19は軽症のまま自然に治ることも多いことから、「慎重に結果を解釈することが必要だ」としています。 シクレソニド(帝人ファーマ) シクレソニドは、日本では2007年に気管支喘息治療薬として承認された吸入ステロイド薬。 国立感染症研究所による実験で強いウイルス活性を持つことが示され、実際に患者に投与したところ肺炎が改善した症例も報告されています。 国内では、無症候または軽症のCOVID-19患者を対象に、対症療法と肺炎の発症または増悪の割合を比較する多施設共同の臨床試験が国立国際医療研究センターを中心に行われています。 その他 タンパク分解酵素阻害薬ナファモスタットや同カモスタットは、COVID-19の原因ウイルスであるSARS-CoV-2の細胞内への侵入を阻止する可能性があるとされ、日本では東京大付属病院などでファビピラビルとナファモスタットの併用療法を検討する臨床研究が進行中です。 ナファモスタットをめぐっては、先発医薬品「フサン」の製造販売元である日医工に、第一三共、東京大、理化学研究所を加えた4者が、共同で吸入製剤の開発に着手。 7月から非臨床試験を始め、来年3月までの臨床試験開始を目指しています。 カモスタットの先発医薬品「フオイパン」を製造販売する小野薬品も、6月5日からCOVID-19を対象とした臨床試験を開始しました。 腸管糞線虫症と疥癬の治療薬として承認されている駆虫薬イベルメクチン(MSDの「ストロメクトール」)もウイルスの増殖を阻害する可能性があるとされており、日本では北里大病院が医師主導治験の実施を検討しています。 同じく治療薬候補として注目された抗マラリア薬のクロロキンとヒドロキシクロロキンも、治療効果が乏しいとして米FDAが緊急使用許可を取り消し、WHO(世界保健機関)も臨床試験を中止すると発表しました。 重症患者に対する治療薬 COVID-19が重症化すると、サイトカインストームと呼ばれる過剰な免疫反応に重篤な臓器障害を起こしたり、急性呼吸窮迫症候群(ARDS)という重度の呼吸不全を起こしたりすることが知られています。 こうした重症患者に対する治療薬としては、サイトカインの一種であるIL-6(インターロイキン-6)の働きを抑える抗体医薬や、サイトカインによる刺激を伝えるJAK(ヤヌスキナーゼ)を阻害する薬剤が候補に挙げられています。 抗IL-6受容体抗体 スイス・ロシュは4月から、中外製薬が創製した抗IL-6受容体抗体トシリズマブ(製品名「アクテムラ」)のP3試験を米国、カナダ、欧州などで開始。 レムデシビルとの併用療法をP3試験も実施中です。 国内では中外がP3試験を行っており、年内の承認申請を目指しています。 JAK阻害薬 JAK阻害薬では、関節リウマチ治療薬バリシチニブ(米イーライリリーの「オルミエント」)が米NIAID主導のアダプティブデザイン試験の一部としてレムデシビルとの併用療法に関する臨床試験を開始。 日本でも、国立国際医療研究センターでレムデシビルとの併用療法を評価する臨床研究が行われています。 6月15日は、リリー主導の単剤療法のP3試験が始まりました。 JAK阻害薬ではこのほか、トファシチニブ(米ファイザーの「ゼルヤンツ」)も欧州で医師主導臨床試験が行われているほか、スイス・ノバルティスも骨髄線維症などの適応で承認されているルキソリチニブ(製品名「ジャカビ」)のP3試験を準備していることを明らかにしています。 日本新薬は、骨髄線維症を対象に開発中のJAK阻害薬NS-018をCOVID-19による重症肺炎やARDSの治療薬に転用することを検討。 同社は、肺動脈性肺高血圧症治療薬セレキシパグ(製品名「ウプトラビ」)をCOVI-D19で生じる血栓症の治療薬として開発することも検討しています。 その他 エーザイは、かつて重症敗血症を対象に開発していたものの、P3試験で主要評価項目を達成できずに開発を中止したTLR4拮抗薬エリトランの国際共同治験を6月に開始する予定。 サイトカイン産生の最上流に位置するTLR4(Toll様受容体4)の活性化を阻害することで、サイトカインストームの抑制を狙います。 イーライリリーは、がんなどを対象に開発中の抗アンジオポエチン2(Ang2)抗体LY3127804について、ARDSを発症するリスクの高いCOVID-19入院患者を対象とするP2試験を開始。 Ang2はARDSを呈する患者で増加することがわかっており、試験ではAng2を阻害することでARDSの発症や人工呼吸器の使用を減らせるかどうかを検証しています。 英アストラゼネカは海外で白血病治療薬として承認されているBTK(ブルトン型キナーゼ)阻害薬アカラブルチニブの臨床試験を実施中。 このほかにも、糖尿病治療薬のSGLT-2阻害薬ダパグリフロジン(製品名「フォシーガ」)について、米セントルーク・ミッドアメリカ・ハートインスティチュートと臓器不全などの重度の合併症を発症する危険性のある患者を対象としたP3試験を行っています。 米メディシノバは、多発性硬化症などで開発中のイブジラスト(日本では杏林製薬が脳血管障害・気管支喘息改善薬「ケタス」として販売)について、米イェール大と共同でCOVID-19によるARDSを対象とした臨床試験を始めました。 米アサシスとヘリオスは体性幹細胞によるCOVID-19由来ARDS治療の臨床試験を日米で行っています。 ロート製薬は、肝硬変を対象に開発を進めている他家間葉系幹細胞「ADR-001」について、8月から国内で臨床試験を行う予定です。 新規薬剤の開発 既存薬を転用するアプローチで治療薬の開発が進む一方で、新規の薬剤を開発しようとする動きも広がっています。 武田薬品工業は、米CSLベーリングなど血漿分画製剤を手掛ける海外の製薬企業9社と提携し、原因ウイルスSARS-CoV-2に対する高度免疫グロブリン製剤の開発を進めています。 10社は、原料となる血漿の採取から臨床試験の企画・実施、製造まで幅広く協力し、ノーブランドの抗SARS-CoV-2高度免疫グロブリン製剤を共同で開発・供給する計画。 今夏にも、NIAIDと協力して成人患者を対象としたグローバル試験を始める予定です。 イーライリリーは6月1日から、カナダのアブセレラと共同開発しているSARS-CoV-2に対する抗体医薬「LY-CoV555」のP1試験を米国で開始しました。 LY-CoV555はCOVID-19の回復者の血液から同定された抗体で、試験結果は6月中に明らかになる見通し。 リリーは中国・上海のジュンシー・バイオサイエンシズとも抗体医薬の開発で提携しており、こちらも6月8日からP1試験が始まりました(開発コードは「JS016」)。 リリーはLY-CoV555とJS016の併用(カクテル)も検討しています。 リジェネロンも6月11日から、2つの中和抗体を混合したカクテル抗体「REGI-COV2」の臨床試験を開始。 米ビル・バイオテクノロジーは2つの抗ウイルス抗体(VIR-7831とVIR-7832)の開発で英グラクソ・スミスクライン(GSK)と提携し、今夏にP2試験を始める予定です。 米アッヴィは、米ハーバーバイオメドやオランダ・ユトレヒト大などと抗体医薬の開発で提携しています。 ビルは米アルナイラム・ファーマシューティカルズと共同でSARS-CoV-2を標的とするsiRNA核酸医薬も開発しており、開発候補として吸入型のsiRNA「VIR-2703(ALN-COV)」を特定。 今年の末をメドに臨床試験を始める見込みです。 今年5月、国産初の核酸医薬となるデュシェンヌ型筋ジストロフィー治療薬「ビルテプソ」(ビルトラルセン)を発売した日本新薬も、新型コロナウイルスに対する核酸医薬の開発を検討。 バイオベンチャーのボナックもCOVID-19向け核酸医薬の研究を進めています。 米メルクは米リッジバック・バイオセラピューティクスと提携し、同社が開発した抗ウイルス薬「EIDD-2801」のP1試験を米国と英国で実施中。 ファイザーはSARS-CoV-2に対する抗ウイルス活性を示すプロテアーゼ阻害薬候補を特定しており、今年7~9月期にも臨床試験を始める予定です。 塩野義製薬も北海道大との共同研究でCOVID-19に対する抗ウイルス薬の候補を特定。 今年度中の臨床試験開始を目指して研究を進めています。 オンコリスバイオファーマは鹿児島大と契約を結び、同大が見出した抗ウイルス薬の開発に着手。 カネカは国立感染症研究所と共同で治療用抗体を開発しており、製薬会社と組んで21年度中に臨床試験を始めたいとしています。 ワクチン 感染を予防するワクチンの開発も進んでいます。 このほかに125のワクチンが前臨床の段階にあります。 モデルナのmRNA-1237もP2試験が始まっており、7月にはP3試験を始める予定です。 一方、感染の拡大が落ち着いてきたことで、ワクチンの有効性を検証するのは難しくなっています。 ワクチン開発には欧米の大手製薬企業も続々と名乗りを上げています。 米メルクは5月26日、オーストリアのテミスを買収し、COVID-19ワクチンの開発に乗り出すと発表しました。 買収で獲得するのは、麻疹ウイルスベクターを使ったワクチンで、今年後半に臨床試験を開始する予定。 メルクは非営利国際組織「国際エイズワクチン推進機構」(IAVI)とも協業し、IAVIが開発中のCOVID-19ワクチンの実用化を共同で進めます。 こちらのワクチンも今年後半に臨床試験に入る予定です。 米ジョンソン・エンド・ジョンソンは、開発中のワクチン「Ad26. サノフィとグラクソ・スミスクラインは、共同開発中のワクチンについて今年後半にP1試験を開始し、来年後半に開発を完了させることを目指しています。 両社のワクチンは、サノフィの組み換えDNA技術に基づくSタンパク質抗原とGSKのアジュバントを組み合わせたもの。 サノフィは米トランスレート・バイオともmRNAワクチンの開発で提携しており、GSKも抗ウイルス抗の開発で提携するビル・バイオテクノロジーズとワクチン開発でも協力しています。 臨床試験登録サイトに掲載された情報によると、対象は20~65歳の健康成人で、目標症例数は30例。 アジュバントを含む同ワクチンを2週間間隔で2回、筋肉内注射し、安全性と免疫原性を評価します。 塩野義製薬は、グループ会社のUMNファーマで組換えタンパクワクチンの開発を進めており、年内の臨床試験開始に向けて厚生労働省などと協議を進めています。 KMバイオロジクスも不活化ワクチンの開発に着手しており、年度内の非臨床試験終了が目標。 アイロムグループのIDファーマはセンダイウイルスベクターを使ったワクチンを開発中で、9月にも臨床試験を開始する考えです。 第一三共は、mRNAワクチンの臨床試験を来年3月ごろに始めることを目指しています。 田辺三菱製薬もワクチン開発に乗り出しています。 カナダ子会社のメディカゴが植物由来ウイルス様粒子を使ったCOVID-19向けワクチンを開発中。 非臨床試験の中間結果で良好な結果が得られたことを明らかにしており、8月までに臨床試験を開始するために規制当局と協議しています。 順調に進めば、臨床試験は来年11月に終了する予定です。

次の

新型コロナウイルスに医師が警告「市販薬は飲んではいけない」

コロナ 風邪 薬 効く

新型コロナウイルスによる感染症の脅威が続いています。 感染すると、発熱や咳(せき)、喉の痛みなど風邪のような症状が出ることが確認されていますが、風邪と判別がつかず、こうした症状が出て「風邪かコロナか分からない」「もしコロナだったらどうしよう」と不安に思う人も多いようです。 現時点で新型コロナウイルスの治療法や薬は試験段階ですが、ネット上では、風邪のような症状が現れたとき、「コロナか風邪か分からないけど、市販の風邪薬を飲んでもいいの?」という疑問の声も多くあります。 新型コロナウイルス感染症か風邪かの判断がつかぬまま、市販の風邪薬を服用しても問題ないのでしょうか。 内科医の市原由美江さんに聞きました。 解熱剤含む薬は、しっかり症状把握を Q. まず、風邪とはどのような病気か教えてください。 市原さん「医学的には『風邪症候群』あるいは『急性上気道炎』といいます。 風邪の主な原因はウイルスです。 ウイルスが鼻や喉の粘膜に付着し、そこから感染することで、喉の痛みや鼻汁、鼻詰まり、咳、痰(たん)、発熱などの症状を引き起こします。 ウイルスは寒さや乾燥に強いので、冬場に流行しやすい傾向にあります。 高齢者、糖尿病や心臓病、呼吸器疾患などの持病がある人、透析を受けている人、ステロイドや免疫抑制剤、抗がん剤を使用している人は免疫力が低いので感染しやすくなります」 Q. 新型コロナウイルスによる感染症は風邪とよく似た症状が出るようですが、こうした症状が現れた場合、コロナか風邪かの判断がつかぬまま、市販の風邪薬を服用してもよいのでしょうか。 市原さん「新型コロナウイルスによる感染症の症状は風邪と似ているので、検査をしない限り医師でも判断できません。 ただし、新型コロナウイルスによる感染症はほとんどの場合、通常の風邪と同様、自然に治っています。 肺炎にまで重症化した場合に検査をされているのが現状です。 どちらであっても風邪の症状がある場合、市販の風邪薬を飲んでも問題はありません。 ただ、解熱剤が含まれている風邪薬の場合は熱が下がってしまうので、肺炎など重症になっている可能性があっても判別しにくくなります。 解熱剤を飲むのであれば、薬が切れる時間帯に再度高熱になるのか、息苦しさなど熱以外の症状はどうなのかをしっかり把握しておく必要があります。 風邪の症状でも、新型コロナウイルスの感染は否定できません。 感染拡大防止のためにも、すぐに病院へは行かず、症状が軽い場合は市販薬を飲むなどして自宅で安静にしましょう」 Q. しばらく市販の風邪薬を飲んでも症状が改善しない場合、どうするのがよいでしょうか。 市原さん「現時点では厚生労働省により、風邪の症状や37. 5度以上の発熱が4日以上続いた場合は、帰国者・接触者相談センターに問い合わせることになっています。 高齢者や基礎疾患のある人は、2日以上続いた場合は問い合わせてください」 Q. 新型コロナかもしれない風邪の症状がある場合、悪化させないためにはどのような過ごし方をするとよいですか。 市原さん「基本的には自分の免疫力で治していくしかないので、栄養や睡眠をしっかり取って安静にしましょう。 他の人に感染を広げないためにも、風邪の症状があるときは自宅で療養するのが基本です。 先述のように発熱が続く場合や、強い倦怠(けんたい)感、呼吸困難がある場合、早めに帰国者・接触者相談センターに問い合わせましょう」.

次の