肩 甲骨 痛み 左 膵臓。 肩甲骨が痛い:医師が考える原因と対処法|症状辞典

肝臓や膵臓、心臓の病気と背中や肩甲骨の痛みについて

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長引く肩甲骨や背中の痛みで苦しんでいる人の中には、肝臓や膵臓(すいぞう)、心臓の病気などを疑っている人も多いと思います。 こういった病気の可能性はテレビなどでも頻繁に聞く事がある情報ですので、心配になっている人も多いのではないでしょうか? そこでこのページでは、肝臓や膵臓、心臓の病気と肩甲骨や背中の痛みについて説明させていただきます。 とは言っても、私は医者じゃありません。 私は以前は整骨院、今は整体院を経営している者ですので、そういった背中の痛みで肝臓や膵臓、心臓の病気で痛みが発生していた人達の特徴について説明させていただきます。 ちなみに私は医療系の国家資格である柔道整復師という資格を持っている人間です 医療系の国家資格を持っている人間の端くれとして、出来るだけ丁寧で分かりやすい説明を心がけていますので、こういった事に興味のある人は是非参考にして下さいね。 スポンサーリンク テレビなどの表現は少し大げさ テレビなどでよく聞くように肝臓や膵臓、心臓の病気などで背中に痛みを発生させる事は確かにあり得ます。 私は医者じゃありませんのであまり軽はずみな言動は控えますが、しかしテレビなどの場合は少し大げさな表現を用いている場合が多いのであんまり心配しすぎないようにして下さい。 まず大前提として、背中の痛みが内臓の病気やガンから発生していた患者さんを、私は今まで数人しか見た事がありません。 この数人は、何回か治療をしていくつかおかしな症状がありましたので、こちらから内科での精密検査を薦めその後に病気がみつかった人数です。 実際にはこの数人以外にも「怪しいな」と感じる方が何人かはいましたが、その後の検査結果や経過を知りませんのではっきりと断定できるのはこの数人だけです。 ちなみに年間何百人単位で患者さんを診ていますし、独立開業して10年以上経過している中での数人です。 この数字を見れば、決して多くないという事は理解していただけると思います。 私が考えるガンの痛みの特徴 肝臓や膵臓などの内臓の病気で最も多い病気はガンでしょう。 ここからは、実際にガンから背中などに痛みを発生させていた人を診させていただいた経験から、痛みの特徴について3つ説明させていただきます。 あくまで私の個人的な考えからの説明ではありますが、以下のような症状を発生させる場合は気をつけて下さい。 大の大人であるにも関わらず、思わず声が出てしまうほどの痛みです。 (イタっ!!、ツウっ!!、ウウウウなど) 一般的にただの肩こりのような背中の痛みでここまでの強い痛みが発生する事はまずあり得ないと思います。 もちろん肩こりのような背中の痛みを抱えている人でも痛みに波があったり、痛む条件があいまいな人は存在します。 しかし、大人が痛みで思わず声を出し、動けなくなるような痛みがあるにも関わらず同じ動作でも「全く」痛みを感じない時もある。 背中や肩を少しでも動かしただけで声を上げるほど痛いのに、他の動作に全く痛みや動きの制限がない。 どういった症状であっても、この動作は楽だけどこの動作はしんどいなどは個人によって様々です。 しかしこれほどの激痛があるにも関わらず、それ以上に負担が入る動作などで全く痛みもなければ動きのギクシャク感がないというのは考えにくい事です。 また過去5年以内に他のガンを発症していたというのも大きな特徴の一つでもあります。 この理由もありきたりではありますが、やはり過去にガンを患った事がある人は転移をしやすいわけですね。 この部分は患者さんには少し理解しにくい部分でもあると思うんですが 「この動作で激痛が発生するなら、似た様なあの動作も痛いはずなのに痛くない」 などの、通常では考えにくい症状が発生します。 このように何かおかしいな?と思ったり、他の特徴が当てはまっている場合は、1度内科で精密検査を受けてみてくださいね。 心臓の病気で背中に痛みを発生させる症状の特徴 上記では背中の痛みとガンについて説明させていただきましたが、背中の痛みは他の内臓の病気でも発生する可能性はあります。 例えば心筋梗塞や狭心症などです。 この疾患もたまたま1例見させていただいた事があるのですが、私が診させていただいた患者さんの場合は「歩いた時にだけ背中に痛みを発生させる」という症状でした。 一般的に歩く動作で背中には大きな負担がかかる事は珍しく、歩いた時にだけ背中に痛みが発生するという事は考えにくい症状です。 (脊柱管狭窄症という疾患で似たような症状を発生させる事もありますが、一般的には肩や背中だけではなく腰や足にも痛みを発生させますので) こういった不可思議な症状を発生していましたので、患者さんには病院で検査を受けてもらいました。 しかし、心電図でも負荷心電図でも異常は見当たらず、心臓カテーテル検査でようやく異常が見つかりました。 この方の場合は心臓の血管が90パーセント以上詰まっていたみたいであり、放っておけば命も危なかったそうです。 この症例で怖い部分は、90パーセント以上心臓の血管が詰まっていても、心電図検査で発見できない事もあるという事ですね。 この方には非常に感謝されましたが、むしろ心電図で異常がなくても精密検査をしてくれたお医者さんに感謝すべきでしょう。 私が実際に経験した心臓の疾患による背中の痛みはこの方の1例のみですが、肩や背中の痛みでお悩みの人は是非参考にして下さいね。 心配に感じた時はまず精密検査 ガンや内臓の病気によって肩や背中に痛みを発生させる可能性は、個人的にはそう多くない現象だと思っています。 (テレビは少し不安を煽りすぎ) しかし、可能性は少なくてもガンや内臓の病気で肩や背中に痛みを発生させる人は実際に存在します。 必要以上に不安を煽るつもりはありませんが、少しでも不安に感じた人はまずは内科で精密検査を受けるようにして下さい。 その結果、異常がなければそれはその人にとって無駄な事ではなく、喜ばしい事でもあると思いますので。 スポンサーリンク なかなか治らない背中の症状は頚椎症(けいついしょう)や頚椎ヘルニアの可能性あり さて、ここまでは長引く肩甲骨の症状や背中の痛みと、ガンや内臓の病気の可能性について説明させていただきましたが、そういった症状の原因で最も可能性が高いのは頚椎症(けいついしょう)や頚椎ヘルニアから発生している症状だと思います。 肩こりという症状は単なる血行不良や筋肉痛に近い筋肉の緊張が原因である事が多いため、運動を行ったりマッサージなどを受ければ簡単に改善するはずです。 また、筋肉痛が何週間も何ヶ月もずっと継続するという事はあまり考えにくい現象ですので、似たような症状である肩こりが、長時間も継続するという事も考えにくい現象です。 つまり、こういったどこに行ってもなかなか治らない肩こりのような背中の症状は、ただの肩こりじゃない可能性が高いんです。 肩こりのような症状を発生させる別の疾患で最も可能性が高いのは、頚椎症や頚椎ヘルニア、ストレートネックなど、首の骨の変形によって神経痛を発生させている場合でしょう。 頚椎症や頚椎ヘルニアとは、首の骨や軟骨が変形する事によって近くの神経を圧迫し、その神経が支配している領域に痛みや痺れなどの症状を発生させる疾患です。 軽症から重症例までの症状がかなり幅広く、重症であれば夜も疼いて寝れない、握力がなくなって手や腕や首を動かせないなどの症状を発生させる事もありますが、軽症であれば肩こりに似た痛みや筋肉の張り感だけを感じる場合もあります。 このように重症であれば、ただの肩こりでは考えられない症状を発生させますので分かりやすいんですが、頚椎症や頚椎ヘルニアなどで症状が発生していたとしても、軽症であれば肩こりに近い背中の症状を発生させますので分かりにくいんですね。 少し極論かも知れませんが、なかなか治らない背中の痛み、どこに相談しても改善しない背中の症状のほとんどはこういった首の骨の変形などが関わっていると思います。 頚椎症や頚椎ヘルニアであっても、初期であれば異常なしと診断される事が多い もし頚椎症や頚椎ヘルニアを疑った場合、病院へ行ってレントゲンやMRIなどの画像検査をされると思いますが、初期の頚椎症や頚椎ヘルニアの場合は「異常なし」と診断される事も決して珍しくありません。 お医者さんの診断基準はどうしても手術をするべきかどうかで判断される事が多く、首の骨や軟骨の変形、神経の圧迫などの問題点があったとしても、手術するほどの大きい問題じゃなければ「異常なし」と言われる事が多いんですね(こういった事は実際にお医者さんに聞いた事のある話です) そのため、異常なしと言われたとしても本当に異常がないとは限らないんです(決してお医者さんを否定するつもりはありませんが) こういった事がみなさんがガンや内臓の病気を疑う一つの理由だと思います。 首や肩の検査をしても異常が見つからないのに、肩や背中の痛みが改善しない訳ですからね。 しかし、上記でも説明させていただいたように、初期の頚椎症や頚椎ヘルニアの症状は検査でも異常なしと診断される事は珍しくありませんので、内科の精密検査を受けて異常が無いときは頚椎の問題を疑うようにして下さい。 頚椎症や頚椎ヘルニアから発生している背中の症状なのであれば、弱い刺激で行う治療が効果的 もしあなたが現在感じている背中の症状が頚椎症や頚椎ヘルニアが原因で発生しているのであれば、残念ながら一般的な整骨院などで行われているマッサージや電気治療では改善しにくい症状のはずです。 実は頚椎症や頚椎ヘルニアの症状は非常に治療が難しく、お悩みの人が非常に多い疾患でもあります。 頚椎症や頚椎ヘルニアのように、首の骨や軟骨の変形などが症状に大きく関わっている場合、その周辺には常に強い炎症が発生しています。 炎症は近くの神経を興奮させて、感覚を過敏にさせる特徴を持っています。 感覚が過敏になると、簡単に言えば少しの負担やちょっとした動作でも痛みを感じやすくなってしまうんです。 つまり、こういった症状の方にマッサージやバキボキするような、比較的強い刺激で行う治療を行うと、あまり効果がない所か逆効果になってしまう可能性があるんですね。 どこの治療院やマッサージに通っても改善しなかったという人は多いと思いますが、そのほとんどの治療が割と刺激量の多い治療である事が多いと思います。 (そちらの方が患者ウケは良いと思いますので) 逆に、優しく弱い刺激で行う治療であれば、治療行為が負担になりませんので改善する可能性があります。 頚椎症や頚椎ヘルニアのように、骨や軟骨の変形や神経の圧迫が痛みに大きく関わっていたとしても、その症状には筋肉の緊張状態や炎症の有無も痛みにはかなりの部分で関わっています。 強い刺激で行う治療では、強い炎症による過敏性が邪魔をして改善する可能性は低いと思いますが、弱い刺激で行う治療であれば、しっかり首や背中周辺の筋肉を動かし、血行を促進する事が出来れば炎症や筋緊張は軽減して症状が改善する事も珍しくありません。 弱い刺激の治療を行っている治療院は、あまり多くはないと思いますが、もしよろしければこのページで書かれている事を治療院選びの参考にして下さいね。 もしどこに相談していいか分からない、どこに相談してもダメだったという人は一度私にお気軽にご相談して下さいね。 どこに行っても治らないしつこい背中の痛みや、頚椎から発生している症状の治療にはそれなりに自信を持っていますのできっとお力になれると思います。 以上で「肝臓や膵臓、心臓の病気と背中や肩甲骨の痛みについて」のページの説明を終了させていただきますが、下記に背中の痛みに関連するページのリンクも載せていますので興味のある人はそちらも是非参考にして下さいね。 おすすめ記事 スポンサーリンク 背中や肩甲骨の痛みに関しての記事 このページを読んで頚椎症や頚椎ヘルニアの疑いがある人は以下のページも参考にして下さい。

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肩甲骨が痛い背中の左側がしびれるている場合の考えられる原因

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肩甲骨の左側に痛みを感じる、その ほとんどの原因は筋肉痛である場合が多いといえます。 ただ、筋肉痛になるような覚えがない場合は、猫背など姿勢の悪さ、デスクワークによる 長時間同じ体勢でいることなどがその痛みの原因として考えられます。 そのほか、関節症や場合によっては 心臓病などの内臓疾患であることの可能性も否定できません。 長期にわたって痛みやしびれを感じているなら、早めに医療機関の受診を!! 左側の痛みはほとんどの場合が筋肉痛。 しかし関節症や心臓病の可能性も!? 肩甲骨のあたりに痛みを感じる、その原因についてはさまざまなものが考えられますが、原因のほとんどは筋肉痛による痛みです。 肩甲骨は当然ながら肩や腕、首などとつながっているため、筋肉痛になりやすい箇所であるといえます。 左側に特定された痛みも同様のことがいえ、急激な運動や重い荷物を持ったりしたことが原因であることが少なくありません。 このような場合には、筋肉自体を痛め炎症を起こしている可能性があるので、ゆっくりと休ませることが肝要です。 また、筋肉痛になるような覚えがなく痛みがあるような場合は、体の歪みが原因であることがいわれています。 カバンやバッグを常に同じ手で持ったり、同じ足を組んだり同じ肘をつく癖があったりすれば、長い時間の積み重ねで徐々に体は歪みを生じ、そのことによって肩甲骨左側の痛みとなって表れることがあります。 立ったときに左肩が下がっている 背中が丸まっている というような姿勢の悪さによる骨の歪みが原因である場合も多いようです。 デスクワークやPCでの作業など、長時間同じ体勢でいることによる肩凝りが原因で、鈍い痛みが続いたり、しびれるような感覚に襲われることも少なくありません。 そのほか、特に左側だけの痛みの場合は、「 変形性頸椎症」であることも想定されます。 これは加齢によって椎間板や関節がすり減り、変形することによって脊髄を圧迫し、左肩甲骨周辺の痛みやコリを引き起こしてしまうものです。 また、姿勢の悪さ、肥満や運動不足、咳などの衝撃で椎間関節を痛める場合もあります。 この場合、 首や腕を動かしたり、くしゃみなどによって痛みが誘発されます。 さらに、痛みの原因が心臓病などの内臓疾患である場合も否定できません。 長期にわたって痛みやしびれなどの症状が改善されない場合はそういう可能性も考慮し、早めに医療機関の診察を受けましょう。

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すい臓がんの特徴|がんのつらさ~痛みや症状をつたえて~|シオノギ製薬(塩野義製薬)

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スポンサードリンク 左の肩に痛みが出る場合、心臓の病気が原因となっている可能性があります。 もちろん肩こりがひどくなって、筋肉を原因とする痛みの場合もあるかもしれませんが、 心臓の病気は、左肩や左腕に関連痛を引き起こすことが多くあります。 関連痛とは、問題が起こっている場所とは違う箇所に痛みが発生することを指します。 これは痛みの神経回路が、混線を起こして発生するものです。 心臓が原因となって起こる関連痛は、 左肩や 左腕が代表的ですが、顎の下や左の肩甲骨周囲などにも痛みが広がることもあります。 今回は、左肩の痛みを引き起こす心臓の病気として代表的な、 心筋梗塞【しんきんこうそく】や 狭心症【きょうしんしょう】などの 虚血性心疾患【きょけつせいしんしっかん】に的を絞って解説していきます。 もくじ• 左肩の激痛 心臓に原因がある? 心臓は全身に血液を送り出すポンプの働きをする臓器です。 体の各細胞は血液によって、栄養を受け、老廃物を流しているため、心臓の機能は生命維持に欠かせない働きを持っています。 そのため、 心臓がさまざまな病気により本来の機能が発揮できなくなると、即、 命に関わる状況になります。 中でも重篤な病気に発展する危険性がある 虚血性心疾患は、 胸痛を引き起こす心臓病として代表的です。 虚血性心疾患とは、心臓自体を栄養する 冠動脈【かんどうみゃく】が何らかの原因で 狭くなったり、詰まったりして、心臓を動かす筋肉に栄養が行き渡らず、 心筋がダメになってしまう病気を指します。 その 虚血性心疾患は、胸痛だけでなく、左の肩や腕に関連痛を引き起こすことが知られています。 ちなみに虚血性心疾患を発症した時の痛みは、 圧迫感や 締め付けられる感じと表現される痛みです。 虚血性心疾患は、 急性冠症候群(急性心筋梗塞、不安定型狭心症)と、 冠痙攣性狭心症(異型狭心症)に大別されます。 それぞれ紹介していきます。 左肩に痛みを出す 急性冠症候群 急性冠症候群とは、動脈硬化によって形成された プラークと呼ばれる、脂質や細胞の 病的な塊が崩れ、そこに 血栓ができることで、冠動脈が一気に狭まったり、詰まったりする病気のことを指します。 急性冠症候群は、 不安定型狭心症と 急性心筋梗塞に分けられます。 冠動脈が狭まってしまっていても、 不十分ながら血流がある場合は、 不安定型狭心症と言います。 下図は冠動脈内に血栓ができた、不安定狭心症の模式図です。 一方で、完全に冠動脈が詰まって、 冠動脈の血流がストップしてしまった状態を、 急性心筋梗塞と言います。 下図は冠動脈が完全に閉塞した急性心筋梗塞の模式図です。 不安定型狭心症が起った場合の治療は、血液を固まりにくくする薬を飲んだり、狭まっている箇所を広げるカテーテル治療などが選択されます。 急性心筋梗塞の治療も、薬物治療や、カテーテル治療、冠動脈のバイパス術などありますが、急性心筋梗塞の場合は、即、命に関わってくるので、できるだけ 早急に治療を行わなければなりません。 このような急性冠症候群を発症した場合、最も多く聞かれる訴えは、 胸の痛みですが、 左肩や左腕にも痛みが及ぶことが知られています。 このように、病気が起こっている位置とは離れた場所に起こる痛みを、 関連痛といいます。 心臓病の関連痛領域はこちらです。 急性冠症候群の危険因子は、 糖尿病、高血圧、高齢、男性、喫煙などがあります。 このような危険因子を持った方が、急に胸や左肩の痛みを訴えた場合は、急性冠症候群を疑う必要があります。 左肩に痛みを出す 冠痙攣性狭心症(異型狭心症) 冠痙攣性狭心症【かんけいれんせいきょうしんしょう】とは、冠動脈が 一時的に過剰な収縮をおこし、冠動脈の血流を滞らせる病気です。 喫煙者や飲酒習慣のある人に好発し、 夜間から早朝の安静時に発症することが特徴です。 冠痙攣性狭心症の症状としては、急性冠症候群と同様に、 胸の痛みや左肩の痛みが出ます。 ニトログリセリンなど血管を拡張させる薬を飲むことで、症状が改善しますが、不整脈を伴うと突然死することもあるので、専門医のもとで治療を受ける必要があります。 左肩甲骨や顎の下に痛みが出ることもあるので注意! ここまでご紹介してきた虚血性心疾患に伴う痛みは、胸や左の肩、腕に出ることが多いです。 教科書通りに心臓の病気の時には胸と左の肩の痛みを訴える人ばかりであれば、医師も診断をつけるのは簡単です。 しかし、 関連痛が出る場所には個人差があります。 背中の中央に痛みが出ることもあれば、 左の肩甲骨周辺に痛むとや、 顎の下に痛みが出ることもあります。 このように関連痛が出現する場所は、人によって微妙に異なってくるため、 胸や左肩に痛みがないからといって、虚血性心疾患ではないと言い切ることはできません。 個別性を考えて対応する必要があります。 病院で医師が虚血性心疾患など心臓の病気かどうかを判断するには、 画像検査、血液検査、心電図、エコー検査などさまざまな検査結果を加味して判定していきます。 これらは 客観的指標となります。 一方で、痛みなど 患者本人が訴える症状は、本人にしかわからないものなので、 主観的指標となります。 主観的指標には、痛みの他にも注意して聞き取るべきものがあります。 続いて、虚血性心疾患が起きた時に診断の指標となる、胸や左肩の痛み以外の症状について解説していきます。 左肩の痛み以外の心臓病の症状について 虚血性心疾患に伴う症状は痛み以外にもあります。 特に、 糖尿病のある人や、 高齢者では胸の 痛みが全くないにも関わらず、虚血性心疾患を起こしている可能性もあるので、これらの因子を持っている人には、痛み以外の症状も見極める必要があります。 痛み以外の症状として代表的なものは、 冷や汗、 吐き気 、 脱力感です。 また、虚血性心疾患による心臓の機能低下により、出現する症状もあります。 代表的なものは、 不整脈、心不全、脳梗塞、心破裂、心膜炎などです。 これらを起こすと、 重篤な後遺症が残ったり、 死に至ることもあります。 その他、心臓疾患の確定診断を行うためには、 心電図検査、胸部X線検査、心エコー検査、血液検査などが行われます。 まとめ 左肩の痛みと心臓病の関係について、虚血性心疾患中心に解説しました。 心臓の病気で左肩や左腕に痛みが出るのは、関連痛によるものであることがお分かりいただけたと思います。 心臓の病気は、一刻の猶予もありません。 急な胸痛や左肩・腕の痛み、冷や汗、吐き気など虚血性心疾患を疑う症状が起こった場合は、救急外来を受診する必要があります。

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